フードライター浅野陽子の美食の便利帖

食の取材歴20年のフードライター。読書と食べることが好きで仕事になりました。取材やプライベートで訪れてよかった店(合わなかった店は書きません)、気に入った食材、私のレシピ、フードライターの日常などを書いています(仕事の実績はプロフィールを)。

[食トレンド分析]自炊生活がありえないほどラクになる「コロナ時代の三種の神器」

食洗機

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

各都市で緊急事態宣言が延長になり、まだまだ続く自炊生活。
料理好きな人も「健康のために自炊派」の人も、さすがに限界ですよね。

なにがつらいって、料理は作るのも片付けも実は重労働で時間もかかります。
自炊は「誰かが作ってくれたものを食べるだけ」なら、とてもヘルシーで安いのです。

しかし「作る人・片付ける人」を自分で両方受け持つと、人生の膨大な時間を取られ、そのコスパの悪さにイライラしてきます。 

今回は、そんなみなさまを格段にラクにする、私が考える「コロナ禍自炊時代の最新・三種の神器」についてご紹介します。

過去の三種の神器たちをプレイバック

三種の神器」は、時代とともに変遷してきました。

【昭和の三種の神器

  1. テレビ
  2. 洗濯機
  3. 冷蔵庫

いわゆる『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代ですよねー。
冷蔵庫の氷が溶けて(当時はほぼ「木の箱」に氷を入れて保冷していた)、傷んだシュークリームを堀北真希ちゃんががまんしきれず食べてしまい、お腹を壊したシーンが泣けましたね。

ALWAYS三丁目の夕日'64

そして半世紀の間、いくつか入れ替わりを経て、

【コロナ直前の最新の三種の神器

  1. ロボット掃除機
  2. 全自動洗濯乾燥機
  3. 食器洗い機

となりました。
(参照:時代と共に移り変わる家電の“三種の神器” – ニッポン放送 NEWS ONLINE

記事によれば、IHクッキングヒーターも神器の一つにカウントされていた時代もあったそうです。

が、私は結婚以来17年間IHをフル活用した後、ガスに転換しました。
IHを使っても、それほど「ラク」にはならない印象。

IHはガスより圧倒的に火事は起きにくいのと、掃除が若干しやすいのはありますが、「神3」入りはしないです。

コレないと自炊生活やってられない、コロナ時代の三種の神器

人一倍料理好きなのに、1年以上続くコロナ禍の自炊生活に疲れ切っている私が、絶対おすすめしたいコロナ時代の三種の神器はこちらです。

食洗機

食洗機
筆頭は食洗機です。

もうね、2000年以降、自炊するのに食洗機使っていない人は、人生の時間を大きく損しちゃっています。

お皿洗いほど、不毛な家事はありません。

人生100年時代に、お皿洗いに時間取られちゃもったいないです。

「家がせまくて置けない」という人は、賃貸は食洗機が置ける家に引っ越すか、持ち家ならリノベしてでも置くべきです。

そのくらい、食洗機を使うと圧倒的にライフタイムが改善し、自分が楽になります。

「いや、皿洗いは考え事の時間に最高だし」という方は、食洗機を入れてお皿洗いは機械ににまかせ、その間ウォーキングやヨガなどをして、考え事に当ててください。そっちの方が心身の健康にいいです。

「汚れ物がさーっと美しくなるのを見るのが気持ちいい」という方は、洋服のクローゼットや納戸の収納を見直して、そっちを整然とさせた方が生活効率が格段に上がります。

食洗機は手で触れないくらい熱いお湯と強い水流、少量の洗剤で汚れをザーッと落として、時短節水できれいにするマシンです。

何がいいって、熱いお湯で洗う分、パリっとお皿が乾いてすぐ食器棚にしまえることです。

お皿を洗いかごに入れると、雨の日や湿度の高い時期はいつまでも乾かず、しまえず、「自炊サイクル」が順調に回りません。

私はリノベで仮住まい中もレンタルで工事不要の食洗機 を8ヶ月借りていました。

一回も使ったことがない方は、まずはこれで試してみるのもありだと思います。

電子レンジオーブン

この記事(「まさに時短革命!すごすぎる2018年の電子レンジ比較まとめ(ビストロ/ヘルシオ/石窯ドーム) - フードライター浅野陽子の美食の便利帖」)にも書きましたが、ここ10年くらいの電子レンジオーブンは、ただの「電子レンジ」と全く異なるもので、とにかく多機能なのです。

ごはんや総菜の温め直しももちろんできますが(揚げ物もパリッとします!)、ゆで卵やトースト、焼き魚、焼そば、野菜をゆでるなど、従来はそれぞれ家電や調理器具が必要だったものが、すべて一台で済む優秀な道具です。

「多機能なものって単機能な家電(トーストを焼くだけの機械とか)と比べると、いまいちなんじゃない?」という人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

トーストもスチーム併用モードで焼けば、もっちりカリッとしてます。

最近の電子レンジオーブンは、もともと飲食店の厨房で使われていた「スチームコンベクションオーブン(略してスチコン)」が家庭用に進化したものなのです。

私が初めて飲食チェーンのスチコン取材をしたのは16年前(2005年)で、「なんで揚げ物と煮物とデザートが1台の機械で作れるのだろう?!」とびっくりしました。

それが自分のキッチンでも使えるようになり、最初は感無量でした。使っていない方はぜひ電子レンジオーブンも活用していただきたいです。

家電量販店には最新機種しか売っていないので、ネットで1〜2年型落ちのものを買うととてもお得です(その年数なら機能はほぼ変わりません)。

こちらに詳しく書いたのでどうぞ↓

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ホットクック

ホットクックは最近、レシピや特徴など何度も書いているのでこちらをご参照ください。

レシピ_ホットクック カテゴリーの記事一覧 - フードライター浅野陽子の美食の便利帖

コロナ禍でホットクックがない生活も考えられないですねー。

この記事でも書きましたが、ホットクックが得意なのはシチューやカレー、ポタージュなどの煮込み料理です。

仕事や子育てをしている現役世代で「ひまな人」はいません。

どの家庭もホットクックに煮込み系のものを一品作らせて、その間に料理上手なあなたはホットクックができないサラダや炒め物を仕上げたり、刺身を切ったりすればよいのです。

ホットクックがあると、忙しい人の食卓が本当に効率的に豊かになります。

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さらにあと二種プラスして「五種の神器」でコンプリート

食洗機・電子レンジオーブン・ホットクックがあれば自炊はかなりラクになりますが、あと二種、この家電があったら完璧!というものがこれらです。

フードプロセッサー

フードプロセッサー

フードプロセッサーは、自炊初心者にも上級者にも本当に便利ですよ。

ハンバーグの玉ねぎやギョウザやお好み焼きのキャベツは10数秒でこんな。

お菓子の腕も上がります。

刃が鋭いのと、機械が少し洗いにくい形なので、手洗いすると大変ですが、それは食洗機に丸投げできるので問題ありません。

こちらに詳しく書いたのでどうぞ。

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生ごみ処理機 

 

生ごみ処理機の快適さも前にまとめたので、ぜひご参照ください。

肉、魚、野菜、いろんな食材を使っていろんなレシピを試したい自炊派は、高いですがぜーったいあると便利で、自炊ライフが変わります。

魚の頭も骨もアサリの貝殻も、ニンニクやネギの外皮も全部、パリパリのカラカラゴミに自動で変えてくれます。

清掃員の方のゴミ回収作業も、生ごみの水気がないと本当に楽になるそうです。

お笑い芸人で現役清掃員の滝沢秀一さんの本で知りました↓

ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術 (コミックDAYSコミックス)

さらに行政のゴミ焼却コストも減るので、結局は自分の税金や環境対策にも関係して本当にみんなにいいことづくし。

自分が住んでいる区の役所の担当者に「こんなにいいことがあるので、もっと助成金の予算を増やして欲しい」と訴えましたが「上に伝えます」のひと言。

変わるのだろうか。

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いかがでしたか。

今回は「自炊生活がありえないほどラクになる「コロナ時代のキッチン三種の神器」」についてご紹介しました。

長きに渡る自炊生活でつらくなっている方、これらの家電で少しでも負担が軽くなることを願っています。

それぞれ安いものではないですが、どれも絶対に元が取れるものばかりです。

参考にしてみてくださいね。