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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。GWに大阪・美濃(岐阜県)・名古屋を家族で旅行しました。振り返りレポートをシリーズで紹介、今回は最終回です。
シリーズ他の記事はこちら
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最終日はさすがに電池切れ、さらに旅人に必須の「アレ」がどっこも空いてない!
美濃ではすったもんだがありましたが(こちらの記事)、予定通り名古屋へ。
しかし名古屋駅に着いて12時すぎ。この日はGWの最終日(つまり連休の祝日)。「絶対ヤバいよなー」と思っていたこと、起きてました。ロッカーが、どっこも空いてない!(泣)
名古屋駅構内に、ロッカーは相当数あるんですよ。しかし探せども探せども空きなし。我が家以外にもロッカー難民でフラフラしてる人、結構いました。
GWの繁忙期、荷物預けたいのにノコノコお昼に来る方が悪い、という意見もあるでしょう。でも旅人は自分の都合のいい時間に、身軽でいろいろ観光したいわけで。
このオーバーツーリズムでのロッカー問題、東京でも大阪でも福岡でも、ターミナル駅では同じことが起きてるのでしょうね。
ロッカーを増設するのは大変だから、繁忙期だけ少々お高めに1日3000円とか取って、「一時預かり所」みたいなのを作れないのかなー、と素人考えで思ってしまいました。
気を取り直して当初の目的地「ノリタケの森」へ
最終日は「名古屋城と金シャチ横丁を見て、行けたらノリタケの森に行こう」と言っていたのですが、このロッカー探しで疲労困憊、夫と娘は電池切れになってしまいました。
しかし帰りの新幹線まで時間があり、GWは満席で変更できず。余力のあるわたしだけ別行動して、「ノリタケの森」に行くことに。ご存知ですか?
日本の洋食器の歴史を学べる博物館や、憩いの広場もあって名古屋駅からも近い(タクシーで4〜5分、歩いても10分ほど)、観光スポットです。
食が好きな人には名古屋旅でちょこっと寄る場所、として本当におすすめなんですが、最後に訪れた5年前はなかった、巨大なイオンモールが出現!驚きました。
ノリタケの森の「年中セール」が見逃せない!
ミュージアムは前回たっぷり見たので、今回の旅で、名古屋に行くならどうしても寄りたい!と思っていて。工場直結の大きなショップがあり、アウトレットや祝日限定など、お得なセールを年中やっているのです。
カフェもあり、休憩もできます。ここにはロッカーがあることも知っていたので、名古屋駅で預けられなかった荷物を手放し、ゆっくり買い物しました。駅と違ってここのロッカーはガラガラでした(笑)。
お皿の最新トレンドを学ぶ。旅は至るところに発見あり
しかしノリタケと言えば日本を代表する老舗の食器メーカー。こうしたクラシックな洋食器にこだわり続けるイメージでしたが……
すごく今どきの、シンプルモダンなラインナップもたくさん陳列されていて、勉強になりました。
クラシックな洋食器だとソテーやシチューなんかはおもてなしに出すとものすごく映えますが、日本の日常食で当たり前になってきたグリーンカレーやサムゲタンのようなアジアンメニューはちょっと合わない。
洋食器の変遷から見る今どきの食も、面白いです。
でもノリタケの定番のこの野菜モチーフのシリーズ、今でも大好きです。食の取材を始めた若い頃、料理研究家のお宅で見て、憧れたなぁ……。
最後に味噌かつと手羽先でシメて旅は終わり
名古屋飯の定番、手羽先と味噌カツでちょこっとお腹を満たしてから、新幹線に乗って東京に帰りました。
3泊4日という束の間の時間でしたが、まあ濃かった!疲れるけれど刺激が多い。ドーパミンが出て普段の何倍も動けるし、脳も活性化されるし、これからも時間を見つけて旅に出たいものです。
全6回・合計1万字強というまあまあ長編になってしまいましたが、長らくお付き合いいただきありがとうございました!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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