食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。
今日は前菜にデザートに、アレンジ自在の「豆乳プリン」の作り方を紹介します。
「豆乳」という単語が放つヘルシー感は無敵
「プリン」と言っても味をつけずに固める料理の土台みたいなもの。つるぷる食感が夏っぽく、めちゃくちゃ簡単でしかもヘルシーです。
「豆乳プリン」の作り方
■材料(作りやすい分量)
・無調整豆乳:2カップ(400cc)
・粉ゼラチン:1袋(5g)
■作り方(所要時間:10分 ※固める時間をのぞく)
(1)粉ゼラチンに水大さじ2を入れ、よくまぜてふやかす。この間、ボウルに氷水を準備(ケーキ用の保冷剤を入れても)。
(2)鍋に豆乳を入れて沸騰直前まで温める。火を止めて1のゼラチンを入れよくまぜ、完全に溶かす。
(3)2を別のボウルに入れ、準備しておいた氷水に当てる。粗熱が取れるまでまぜながら冷やす。
(4)流し缶などに入れてふたをし(密閉しない方が熱がこもらずおすすめ)、 冷蔵庫へ。本当は泡を取った方が美しいのですが、ご愛嬌で!(笑)
(5)完成!プリン液を常温くらいまで冷ましておけば、3時間ほどで固まります。これを切り分けて盛り付けます。
豆乳プリンのアレンジ:前菜「プチトマトとオリーブオイル、塩」
そのまま豆腐サイズに切り、プチトマト(赤・黄・緑)と盛り付け、オリーブオイルと塩をかける
豆乳プリンのアレンジ:前菜「ゆでた枝豆とオリーブオイル、塩」
プチトマトの代わりにゆでた枝豆をさやから出して盛り付け、オリーブオイルと塩をかける
豆乳プリンのアレンジ:デザート「抹茶アイスと黒みつ」
抹茶アイスと黒みつをかける。
前菜もデザートにもどちらも合います。夏に冷たいつるぷるん!とした食感が最高。
ぜひ作ってみてくださいね。
豆乳の無双感すごっ!
しかし体によさそう、というかそれを買うだけですごく健康にいい気がしてくる「豆乳」の無敵感たるや……しかも「“無”調整」豆乳、というとさらによい感じしますよね。
イソフラボンも摂れるし栄養価の高い、いい食材なんですよ。でも同じコップ一杯ならカルシウムは牛乳の方が断然多いし、カロリーやタンパク質はあまり変わりません。
最初の売り出し方やキャンペーンが上手だったんでしょうねえ……と、食の言葉を扱うフードライターとしては、妙に感動してしまうのでした(笑)
それでは、今日も最高においしい1日を!
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