フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]酸っぱくて辛くて元気が出るおかずスープ「酢辣湯(サンラータン)」ホットクックならさらに手軽に!

汗が出て元気がわいてくる!ヘルシーで簡単な中華の定番スープ

酢辣湯(サンラータン)の画像

豆腐、卵、かにかまで作れてボリュームたっぷり、ホットクックならめちゃ簡単!

 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。 今日は「酢辣湯(サンラータン)」の作り方を紹介します。

 中華料理のメニューにある酸っぱくて辛いスープ、知ってますか?複雑なうま味があるけれど、豆腐と卵を中華スープの素で煮込み、多めの酢で仕上げるシンプルなスープです。

 辛い(辣/ラー)の部分は市販のラー油(具入りラー油がおすすめ)です。量を調整すれば、辛いものが苦手でもおいしく食べられます。

 白いごはんと相性抜群のおかずスープ。

 食べているうちに背中や首から汗がダラダラ流れてきて、心身ともにスッキリします!

 ホットクックの公式レシピでは溶き卵を入れて仕上げていますが、私はスープの卵はごろっと大きめに固めたほうが好きなので、アレンジして紹介しました。このやり方もぜひおためしください(めんどうなら片栗粉や酢と同じタイミングで)。

「酢辣湯(サンラータン)」の作り方

■材料(作りやすい分量4人分)

・卵:2個
・豆腐(絹でも木綿でも):小1丁(7〜8mm角に)
かにかま:2〜3本(ほぐす)
・トマト:1個(ヘタをとってざく切り)
・乾燥きくらげ:大さじ2〜3 ※エリンギ、まいたけなどを薄切りして代用しても

[調味料]
中華スープの素、酒、しょうゆ、酢、片栗粉

酢辣湯(サンラータン)の材料を並べた画像

かにかまがあれば風味とコクアップ。きくらげを入れると、本場感かなりアップ!(ぬるま湯で戻すだけで簡単)

■作り方(所要時間:30分)

(1)きくらげをぬるま湯に浸して戻す(約10分)。その間、他の材料を下準備する。トマトはざく切り、豆腐は7〜8mm角に切る。
(2)ホットクックの内鍋に卵以外の材料をすべて入れ、中華スープの素大さじ1と1/2、水4カップ、酒・しょうゆ各大さじ1、塩ひとつまみを入れる。
 【まぜ技ユニットあり】メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→スープ→酢辣湯(サンラータン)→スタート。

酢辣湯(サンラータン)をホットクックで作る工程の画像

卵以外の材料をすべて内釜に入れる。

 

酢辣湯(サンラータン)をホットクックで作る工程の画像

酢辣湯(サンラータン)ボタンが初期設定されているのです!ありがたやホットクック。

 

(3)この間に卵をボウルに溶いておく。片栗粉と水各大さじ2をまぜて水溶き片栗粉を作る。残り時間3分で「食材を加えてください」と音声が出たら、酢1/4カップと水溶き片栗粉を入れてスタート。
 完了したら、味見して塩こしょうで味を整える。「とりけし」を押して一度ふたを開き、まぜ技ユニットを外す。溶き卵を入れ、メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→まぜない→2分→スタート

酢辣湯(サンラータン)をホットクックで作る工程の画像

3分前の報知音で酢と片栗粉投入。その後「煮物→混ぜない」にして卵を入れ、卵をくずさず煮込むのが好きです。

 完成!好みでラー油(市販の具ありラー油がおすすめ)をたっぷり入れてください。

酢辣湯(サンラータン)の画像

卵を入れてからかきまぜず、そのまま加熱して大きめに固めるのが好きです。

 かにかまとトマトがいい仕事をしてます!トマトはとてもうま味が強い野菜。たっぷりだしが出て、そのうま味が中華スープと重なり、それを卵と豆腐が全部吸って最高!

 白いごはんも進むおかずスープです。

酢辣湯(サンラータン)の画像

かにかまとトマトのだしが中華スープのうまみと重なり、それを卵と豆腐が吸って最高。

 食べているうちに、全身から汗が出てきます。スッキリ爽快!ぜひ作ってみてください。

 それでは、今日も最高においしい1日を!

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