前回「フードライターがおすすめ、初心者がかっぱ橋道具街でまず行くべき店4選」という記事を書きました。
「でもどんなものを買えばいいのか、見当がつかない」という人もいるのではないでしょうか。
基本的には、普段料理をしていて「これがあれば便利なのに!」と思うものをスマホのメモアプリにでも残し、かっぱ橋で探せば良いと思います。
この記事では、私が今月かっぱ橋を訪れて、買ったものを紹介します。
(かっぱ橋に行けないけれど、これだけ買いたい!という方向けに、Amazonと楽天のリンクものせておきます)
アルコロックのガラスボウル(直径14センチ)×2個
キッチンワールドTDIで買いました(今回、魚のウロコ取り以外は全部同店で購入)。
アルコロックのガラスボウルをサイズ別にいろいろ作っていて、私もいくつか持っています。
が、この「14センチ」は特におすすめ!
- オムレツや卵焼き用の卵を溶きほぐす
- 肉や、魚の切り身に下味をもみこむ
- ゆでた野菜をざるにあげておく
- ゆで卵を水につけながら殻をむく
- 炒め物用の合わせ調味料を混ぜ合わせておく
- 揚げ物の衣の粉、卵液、パン粉をまぶす
- 玉ねぎを炒める前に軽くレンチンする(より早く「アメ色玉ねぎ」ができる)
などなど……「ちょこっと何かサブ作業をしたい」ときに、本当に便利です!
耐熱なので電子レンジにもかけられるし、ガラスだから臭いもつきません。
しかも丈夫。床に落としても(ほぼ)割れません。
14センチは「ちょっと大きいかな?」と思いますが、卵や液体を溶く際もあふれず、このサイズがぴったりなのです。
最初は1個だけ持ってずっと使っていたのですが、料理を同時に2〜3品作りたい時には1つだととても足りず、今回買い足しました!
「調理道具 ガラスボウル」で検索すると、HARIO(ハリオ) やiwaki(イワキ) が出てきますが、ひと通り使ってみて、このアルコロックが最も薄手で使いやすかったです。
野田琺瑯「ホワイト・シリーズ」のレクタングル深型L(琺瑯蓋付き)
シンプルなデザインで臭いがつきにくく、大人気の野田琺瑯(ほうろう)シリーズ。
初めて、長方形で少し大きめ(W23×D16×H7)の深型Lを買ってみました。
このシリーズは、ふたがぴったり閉まる「シール蓋」(液体がこぼれない)と「密閉蓋」タイプも出ているのですが、今回あえて、ふたがゆるっとした「琺瑯蓋」を購入。
保存というより、「一時調理用」に使いたかったからで、
- あさりの砂抜き(ふたをして冷蔵庫で2〜3時間おく)
- 肉の下味(オリーブオイルやスパイスに漬け込んで一晩冷蔵庫に)
- キャベツ千切りの残りを保管(キッチンペーパーをしいて葉物野菜をのせ、ふたをすると翌日も案外生き生きしている)
などに大変重宝しております。
ふたをすると重ねられるので、同じものか、サイズ違い(レクタングルのSかM)を、また買い足すかもしれません。
ラバーゼのステンレス角バット&プレートとほぼ同じ使い方ができるけれど、断然お安い。
ラバーゼも愛用していて3個くらい持っていますが、大ききてやや食洗機に入れにくいのですよね。
それを改善してくれるのが、野田琺瑯のこのタイプなのだなとわかりました。
野田琺瑯 ホワイトシリーズ 保存容器 レクタングル深型L 琺瑯蓋付 日本製 WFH-L
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マックマー カフェメタル(1-2カップ)
紙のフィルターが不要なタイプのコーヒードリッパーです。
これまで普通の、紙フィルターを使うドリッパーをずっと使っていました。
でも生ゴミを気軽に捨てられるようになったので(「戸建て在住者は知らなきゃ損!生ごみ処理機があると自炊はぐっと楽になる!」参照)、コーヒードリッパーもフィルター不要のものにしよう!と購入。
フィルターのゴミも出ず、お湯を注いで飲めるようになるまでも早くなり、なかなか快適です。
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食パンカットガイド(小久保工業所)
ずーっとほしいと思っていた道具!やっと買いました。
最近食パンブームですが、食パン専門店やうちの近所のおいしいパン屋さん含め、食パンって意外と「今は焼き立てで切れないので、お客さんが家で切ってください」というお店が多いのですよね!
しかも自分で切ると絶対曲がってまっすぐ切れない(笑)
凝り症なので、プラスチックの水洗いできる定規(キッチンに常備)を当て、毎回切っていたのですが、それでも曲がる。
これを買って、すっきり解消しました。
早く買えばよかったです。
小久保工業所 食パンカットガイド ( 約285×195×50mm ) ホームベーカリー スライス ( 食パンスライサー / 4種の厚さに 調整可能 ) 食パン 1斤 KK-093
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魚のウロコ取り
今回、上の4つはすべてTDIで購入しましたが、これだけは釜浅商店で買いました。
私は魚をよく料理します。
タイはウロコがあるのでやっぱりこれが必要。
包丁をひっくり返し、包丁の背でウロコをこそぎ落とすこともできますが、ウロコ取りの方が断然ラクで早い。
「一つの用途しかない調理道具は不要」論を熱弁する料理好きの人もいますが、魚の小骨抜きとか、肉たたきとか、じゃがいもをつぶすマッシャーとか、やっぱりあると格段にラクになる道具はあります。
釜浅商店のオンラインショップもありますが、これはオンラインでは扱いがないらしい。お店に足を運んでみてください。
いかがでしたか?
[2021年2月最新版]として、「フードライターがかっぱ橋道具街で買った調理道具」5つを紹介しました。
料理初心者でも、いきなり買っても便利なものばかりなので、参考にしてみてください。
前回書いたこちらの記事もどうぞ↓↓