フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]gmail.comへ

[料理道具]魚好きは知らなきゃ損!魚をおいしく長持ちさせる「脱水シート」の使い方

脱水シート

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

このブログを読んでくださる方は料理好きの方が多いですよね。

丸ごとの魚をさばくのもお手のものかもしれません。

が!

そんな料理上手ほど、スーパーに食材を買いに行って「今晩は別の物が食べたいけれど、今日に限っていい魚が安く売ってる!どうしよう〜」と悩むことはありませんか?

今回は、そんな悩みを一発で解決する道具「脱水シート」と、使い方をご紹介します。

料理に慣れていてもこの脱水シート、意外に知らない人も多いのではないでしょうか?

「『魚は新鮮なうちに調理するのがベスト』なのは知ってるが、こう見えて私も忙しい」という人にぴったり

「魚は新鮮なうちに食べるのが一番おいしい」
「このレシピは買ってきてすぐの魚でぜひおためしください」

と、どのレシピ本にも書いてあります……

が、リアルな日常はそうもいかない場合が多いのですよね。

 

「今日は絶対しょうが焼きな気分だから、夕方で豚肉買おうっと♪」とスーパーに出かけた日に限って、

・目が澄んでお腹がパーンと張った鮮度抜群、キラキラのアジが安売りしている。

・「脂がのってます!オススメ!」とPOP付きでサケの切り身が安売りしている。

・「煮付けや唐揚げに最高!」とシールが貼ったカレイが安売りしている。

こういうとき。

料理好きはほんとーーーに悩みますよね!

自分の中の「勢い」的には肉モード。

しかも夕方にスーパーに行く日はたいてい時間がない(手間がかかる魚料理は避けたい)。

しかしこんな「お宝」を見逃す手はない。

そういうときに本当に重宝するのが、この脱水シートなのです。

ざっくり下処理して脱水シートにくるみ、冷蔵or冷凍で持ち越しOK

アジやタイなど丸魚を買ったら、とりあえず洗って内臓だけなんとか取って、脱水シートに。

切り身ならそのまま脱水シートに。

これをすれば、そのお宝がある程度新鮮なまま、翌日に持ち越せるのです!冷蔵も、冷凍もOKです。

普通のスーパーにはあまりないが、ネットと業務用スーパーにはあります

オカモト 業務用ピチット レギュラー 32R(32枚ロール)

フレッシュマスター グリーン 抗菌プラス 50カット 魚・肉のための保鮮シート バット用 ロール 中

(いずれもAmazonの画像です)

ちなみに、西友やイオン、イトーヨーカドーなど、大手スーパーには脱水シートはあまり置いていません。

あるのは最近人気の業務用スーパー(Aプライスなど)や、オンラインです。

脱水シート

こんな形状。

1巻(32枚入り)で2,000円くらい。

アルミホイルやラップと比べるとずいぶん高い印象ですが、使い勝手が素晴らしいのです。

使い方その1:切り身編

脱水シート

脱水シート

切り身はそのまま包みます(全体がなんとなく覆えればOK)。

画像は「サーモンの西京みそ漬け」を買ってきて包んだもの。

今回は冷凍後、バラバラのタイミングで使いたかったので1枚ずつ包みましたが、両面使えるので1枚で2切れ包んでもOKです。

脱水シート

ジップロックなどに入れ、翌日すぐ使うなら冷蔵、後日使うなら冷凍庫へ。

冷凍の場合は、使いたい日の前日に冷蔵庫に移してそのまま解凍し、使います。

使い方その2:丸ごと一尾の魚編

脱水シート

そして丸ごと1尾の魚の場合は、買った当日なんとか頑張って内臓だけ取りましょう(生き物は内臓から腐り始めるため)。

買った店でやってくれるならベスト。

脱水シート
これは鯛めし用に購入した鯛(レシピは過去記事を「[レシピ]意外とシンプルで初心者も失敗なし「鯛めし(たいめし)」 - フードライター浅野陽子の美食の便利帖」)。

内臓とウロコ、エラを取って洗い、よく水気をふいてそのまま包みます。

今回は「鯛めしにする」とレシピのゴールを先に決めていたので、下地の塩をふってから包みました。

大きい鯛だったのでやむなくシートを2枚使っています。

フライにする魚の下処理にも

脱水シート

これはウロコと内臓を取ったアジ。

買った当日ここまで下処理して、脱水シートに包み、冷蔵庫へ。

脱水シート

これが一晩たったようす。

調理前にシートを取ると、余分な臭みや水分も抜けている感じ。

代わりにシートは水気を吸って、プルプルのゼリー状になっています。

アジフライ
この一晩脱水したアジに、卵やパン粉の衣を付けて揚げ、アジフライで食べました。

身の中のしっとり感はキープされてて、おいしかったです。

 

あとは、刺身にする魚の下処理にも活用できるようですが、刺身は買った当日すぐ食べてしまうので、まだためしていません。

本当においしくなるのか、今度やってみます!

 

いかがでしたか。今回は、「魚好きは知らなきゃ損!魚をおいしく長持ちさせる「脱水シート」の使い方」についてご紹介しました。

これで、魚が安売りした日も、あきらめずに翌日以降おいしく食べられます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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