こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
今回はまるまる1尾のたいで作る「鯛めし(たいめし)」のレシピを紹介します。
大きなたいが食卓にどーんと登場するとインパクトがあり、
お祝いやおもてなしにもぴったりですが、たいがおろしてあれば非常に簡単で材料もシンプル。
初心者がいきなり作っても失敗しません。
前回の記事「[レシピ]ポイントを押さえれば簡単、保存も可能『鯛(たい)の下処理』」で書いた、下処理済みのたいを使ってつくります。
下処理は、自分でやらなくても買ったお店におまかせで大丈夫です。
[レシピ]意外とシンプルで初心者も失敗なし「鯛めし(たいめし)」
[材料]4人分
[作り方]
- たいはうろこを落とし、エラと内臓を取って塩をまぶし、下処理しておく(前回の記事参照)。
(前回の記事で下処理し、脱水シートにはさんで一晩冷蔵庫でおいたもの。余分な水分や臭みも抜けていい感じ) - たいの表面に浅く切れ目を入れ、まずは塩焼きします。魚焼きグリルでもよいですが、入らない場合はオーブンシートを天板に敷いた上にのせ、酒少々をかけてオーブンで焼いてください(予熱済みオーブン210度で15分くらい、裏替えさなくてOK)。
我が家はパナソニックのスチームオーブンレンジの「グリル」機能で15分焼きました。
この間に米2カップを研いで、ざるに上げておきます。 - 全体に薄く焼き目がついていればOK(この後もう一度加熱するため)。一度出して、まだ焼き目がなかったら5分ほど追加加熱してください。
- 大きい土鍋か、パエリア鍋など鯛が入るサイズの鍋に昆布をのせ、
- 水2カップ、酒・薄口しょうゆ各大1、みりん大1を注ぎ、3で焼いた鯛をのせる。
- ふたをして炊く。中強火で5分→弱火で15分→火からおろして10分蒸らす。
(たいのしっぽはオーブンで焼いてあり、食べる部位でないのではみ出てOK) -
できあがりです。ふたを開けずに食卓まで運び、目の前でぱっとふたを取ったら「わー!!」と声が上がるでしょう\(^0^)/
大人のパーティーで出すなら、千切りしょうがをのせるとより映えます。
- 食卓で一度プレゼンしたら、盛り付けて出します。
結構骨が多いので、取ってから盛り付けてあげると親切ですねー。
こんな。たいの肉もりもりで贅沢っ!
おこげに当たると嬉しい。私はしょうがどっさりでいただきます。
野菜たっぷりのみそ汁、漬物、冷奴などを添えれば贅沢な初夏の御膳ですねー。
いかがでしたか?
今回は「[レシピ]意外とシンプルで初心者も失敗なし『鯛めし(たいめし)』」についてご紹介しました。
手順はシンプルなので、コロナ禍で食材たっぷりのスーパーにお安く立派なたいがあったら、ぜひ気軽に作ってみてください。
今日も最高においしい1日を!
たいはスーパーや魚屋さんに「たいめしにするので、うろことエラの硬い部分、内臓を取ってください」とお願いしてください。
自分で下ろす場合はこちらの記事を参考に↓
[レシピ]ポイントを押さえれば簡単、保存も可能「鯛(たい)の下処理」 - フードライター浅野陽子の美食の便利帖
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