2018年10月から毎月1本、食のコラムを連載している『NIKKEI STYLE』(日経電子版)。「グルメクラブ 話題のこの店 この味」というコーナーで、いまホットな食のトレンドや人気店について紹介しています
こちらもアップが遅くなりましたが、最新記事は2019年4月7日に公開された「韓国料理×チーズの新顔続々 甘辛いコクとさっぱり感」という記事です(※画像など、このブログへの再掲載許可を各社へ取った上で使用しています)。
霞ヶ関と銀座の繁盛店を紹介
このコラムではテーマを決めて、毎回2店以上のお店を取り上げるのがルール。詳しくはNIKKEI STYLEの記事を読んでいただきたいのですが、今回掲載したお店は霞ヶ関の「食堂BAR カスミガセキ」と「韓豚屋(ハンテジヤ) 銀座三丁目店」です。
スタイリッシュな内観と、ベタな韓国料理の組み合わせがいかにも霞ヶ関のオフィスタウンでうけそうなカスミガセキ。
その昔、会社員だった時代はこの近辺で働いていました。20代当時だったら日参してそう。
食堂BAR カスミガセキの人気メニュー『チーズ・カルメギサル』(1人分・1700円、税別)。
特注の、みぞがたくさん入った鉄板で野菜や肉、チーズ、だし入り半熟炒り卵を焼いて、サンチュやエゴマの葉で食べる料理。本当においしかったです。
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食堂BAR カスミガセキ 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング 霞ダイニング 2階 11時00分~14時00分(L.O.13時30分) 17時00分~23時00分(L.O.フード22時、ドリンク22時30分) 土・日・祝定休 http://www.kasumigaseki-dining.com/ 最寄駅:銀座線・虎ノ門駅 徒歩2分/千代田線、丸の内線、日比谷線・霞ヶ関駅 徒歩5分
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そして取材店もう一店の「韓豚屋(ハンテジヤ) 銀座三丁目店」さん。一歩入ると、まさに韓国屋台。東京にいることを一瞬忘れます。ここはチェーンで、この銀座三丁目店のほかにも有楽町や新宿などに店舗があり、どこもこんな雰囲気です。東京で韓国旅行気分に浸れる店。
大人気メニューの『チーズタッカルビ』(1人分・1700円、税別)。写真は二人前。
チーズが溶けて伸びるのが特徴。そしておいしい。見た目ほど味が辛くも濃くもない。甘くてほどよく辛くて、具材のトッポギや肉、野菜がおいしすぎて病みつきになる。
今回の取材中、一生懸命写真を撮っていたら一人でランチ中だった女性のお客さんが「なんの取材ですか?」と声をかけてくださいました(その女性は近くの某アパレル店勤務)。
なんとその方、この店の味が好きすぎて週3回通うほどのヘビーリピーターとのこと。わかりますよー。
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韓豚屋(ハンテジヤ) 銀座三丁目店 東京都中央区銀座3-4-6 正隆銀座ビル 2階 11時30分~16時00分 16時30分~23時30分(日・祝は~23時00分) 定休日なし https://www.hantejiya.jp/ 最寄駅:JR・有楽町駅/銀座線、丸の内線、日比谷線・銀座駅、有楽町線・銀座一丁目駅 徒歩5分
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新大久保はあえて外したけれど……
ところでこの企画を思いついて、どの店に取材をお願いするか考えていたとき、新大久保にある店はやめようと決めていました。
NIKKEI STYLEの読者はオフィスワーカーが多く、銀座や丸の内周辺の店舗が好まれるのもありますが、新大久保=人気韓国料理店密集エリア、という王道をあえて外すことで、都内の面白い店やメニューを自分で新たに探し出したい、という気持ちが強かったので。
ただこの記事を書くにあたり、新大久保の最新状況はアップデートしておこうとある平日、新大久保の駅に降り立ったのですが…
いま新大久保は、10〜20代くらいの若者で大・大・大混雑!
新大久保の大人気店「88hot dog(パルパルホットドッグ)」だけは絶対食べておこうと、40代中年女子、若者の波に押しつぶされながらなんとか店の前に到着。
どこから並べばいいのか、どうやって注文すればいいのかわからず、わらわらしていましたが、若者たちはとても優しく教えてくれました。そして登場した、店一番人気の『モッツァドッグ』(430円、税込)!
ケチャップやハニーマスタード、スイートチリソース、パルメザンチーズなどを好みでかけて食べます。めっちゃくちゃおいしくてびっくり。
食べているうちにモッツァレラチーズがびよんと伸びてきて楽しいですが、それだけじゃなく甘くてカリカリ、もちもちの食感が最高。奥深い世界でした。