GW前の発売だったのですが、『AERA(アエラ)』4月29日-5月6日合併特大号の巻頭特集に記事を書きました。
巻頭のテーマは「健康油が寿命を縮める」というちょっとセンセーショナルな切り口で、私が担当したのはその中の「体が喜ぶ油の選び方」という記事です。
科学的な話を「中学生やうちのばあちゃんが読んでもわかるように」
特集の一部でしたが全部で3ページ、油の専門家への2回の取材をまとめて全部で6000字ほど(原稿用紙約15枚強)の原稿に仕上げました。800〜1200字くらいだと、取材が終わっていれば頭の中でふわっとストーリーを作って、すぐ書き出せます。
しかし、2000字以上、特に今回のような文字量だと、先に全体の骨組みを作ってから書かないとリズムが悪く中身も面白くない、尻切れとんぼのような文章になってしまうので書く前によく考えます。これが非常にエネルギーを消耗する作業で…
さらに今回難しかったのが、AERAの編集者の方に「とにかく難しいことは噛みくだいて、中学生やうちのばあちゃんが読んでもわかる文章にしてください」とオーダーをもらったこと。
私自身、わかりやすい文章以外読みたくないので、極力いつも平易に平易に、と心がけていますが、今回はオレイン酸やオメガ3など科学的な情報が満載の内容だったので、難しかった。書き終わったときは、自分の頭と体を「使い切った」感があり、しばらく放心してしまいました。絶対20kcal分くらいは、やせた(笑)
記事の一部はAERA.dotのこのページから読めますが、ぜひ雑誌本体で読んでもらえたら嬉しいです!