フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【正月レシピ】 当日朝起きてから作っても十分間に合う、シンプルで簡単なお雑煮(関東風)の作り方

食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好き。今日は「お正月当日朝でも間に合うお雑煮(関東風)」の作り方を紹介します。

わたしも今年1月1日の朝、作りました。

お正月におせち料理を作る人は多いけれど、お雑煮も作ってますか?

ピーンと空気が澄んで寒いお正月の朝、温かい汁物のお雑煮があるといいんですよねー。

おせち料理って基本は全部「甘くて冷たい」料理なんです。それに対して関東風のお雑煮は「塩味で温かい」。本当に落ち着きます。

わたしは子ども時代、おせちよりもお雑煮の方が断然好きでした。

わが家のおせち料理はこんな感じでした。きんとん・なます・黒豆……冷たい料理ばかり!

わが家の関東風のお雑煮はシンプルで簡単。

こだわってちゃんと作れば大変なんでしょうけど、雑煮が最高なのはお正月の当日朝、起きてからでも間に合うこと。

おせち料理を一切手作りせず市販品にして、お雑煮だけ手作りしてもOK。

三が日も、今日と明日まだ残ってます。よかったら作ってみてください。

■作り方(作りやすい分量・6〜7人分)

(1)大根1/3本とにんじん中1本を一口大に切る。だし汁(かつおと昆布のだし)1.2Lを準備する。

鍋に大根とにんじんと一緒に入れ、沸騰したら中弱火に変えて10分ほど煮る。

紅白を見ながら花形に型抜きしておいた大根とにんじん。小さく切るだけでももちろんOK.

 

(2)1の間、鶏もも肉400gを小さく切り、油少々を熱したフライパンでさっと炒める。しょうがのしぼり汁小さじ1を準備する。

鶏もも肉を煮る前にさっと炒めることで、雑煮になったときにうま味が増します。

 

(3)1の鍋(わが家はホットクック)に酒・しょうゆ各大2、塩小1、しょうが汁を入れて再び沸騰させて弱火に変えて10分煮る。味をみて足りなければ塩小1/2を足す。

わが家はホットクックで仕上げ。メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→10分→スタート。鍋で煮てももちろんいいですが、ホットクックだと別の作業ができて便利。

 

(4)もちを焼く。3を椀に注ぎ、好みで三つ葉・薄切りのなると・ゆずの皮(包丁で黄色い部分だけ削ぐ)少々を入れていただく。

完成!温まります。必ず誰かおかわりします。

10年前、京都の日本料理店で飲んでどハマりした「稼ぎ頭」で乾杯。年末にAmazonで買いました。アルコール分8パーセントで飲みやすい。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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