フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【新年あいさつ】2025年もどうぞよろしくお願いいたします、とおせちをがんばりすぎないでわかったこと

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」

食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

新年あけましておめでとうございます。

昨日大晦日に書いた通り、例年とちがって力を入れすぎず、市販品に一部頼った今年のおせち。

一見パッと華やかだけど、全体にかけた力の総量は少ない。ラクでしたねー。

おかげでお花に力を入れたり(と言ってもお花屋さんで「お正月用花束」として売っていたものに別のお花1本足しただけ)。

いつもできない場所を掃除したり、余力が生まれました。

がんばらず力を抜いた方が、実は創作は完成度が高い

今年は義理の母と親戚が来た元旦の食卓。一見力が入ってますが、中身は市販品フル活用。ゆるゆるでOKな人たちなので気楽に仕上げました。

余力を作って、がんばりすぎないで仕上げたものって、実はがんばったものより完成度高いんですよね。

とは言え、わたしが長く関わってきた出版業界はそうはいかない。雑誌や本は、一度印刷されると修正はできない。

インタビュー相手のお名前が「渡邉さん」か「渡邊さん」か、「斎藤さん」か「齋藤さん」か。絶対に間違えちゃいけない(名前の漢字間違いはプロとして最悪です)。

インタビュー後に原稿を見せたとき、「僕はそんなこと話していません」と言われないために、時間を記録してインタビュー音声を文字起こししておかなければいけない。

微妙な漢字間違いの確認も、音声起こしも。目を皿にして体力を使って、しっかりがんばらないと創作物はできない。

20年以上それに慣れきって「完璧なものを出さなければ」と気負ってしまい。原稿も料理も、そんなことばかり追い求めてサイトの更新も遅かったですが、2025年はブログを中心に置くと決めた身。

おせち、拡大するとこんな感じ。両脇の田作りとなますは簡単なので手作り(この写真にはないけど数の子も)。奥2つの黒豆ときんとんは市販品。

がんばりすぎずゆるやかに、どんどん記事をアップしていきたいと思っています。

みなさんは今年、どんな年にされますか?

「ゆるく」「ハードル低く」を目指す、っていいですよね?この言葉だけでも自分に魔法がかかり、ふわっと背中に羽が生える気がする。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

おせちの力を抜いたことで、玄関飾りのお花を盛り上げる余裕が生まれました!

それでは、今年もも最高においしい1年を!

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