フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【「皮なし鶏むね肉」の魅力に目覚めてしまうレシピ】ダイエットや筋トレ中の人にも!やわらかくて美味「鶏ハム」の作り方

食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。 今日は「鶏ハム」の作り方を紹介します。

鶏肉の「もも」より「むね」を下に見ていたアナタ!変わりますよ〜

鶏むね肉のパック入り画像

鶏むね肉、しかも”皮なし“って「私関係ないしー」と思っていた方!きっと好きになります。

肉売り場の鶏肉コーナーに必ずあるけれど、どうしても手が伸びにくい鶏むね肉。特に“皮なし”って‥…「いかにもおいしいところなさそうで、誰が買うの?」と思っていたあなた。

ってわたしなんですが(笑)、この「鶏ハム」を一度作ると、ガラッと見方が変わります。材料は調味料だけ、なのにめちゃくちゃジューシーでうま味が濃い。

時間はかかるけれどほったらかしで勝手にできる。一度作れば焼かずにそのまま食べられる。おつまみにも最高。これを入れてパスタやポテトサラダを作っても。

わたしのようなうがった見方をする人が多いのか、普通の鶏むね肉もよく値引きしていりますが、皮なし鶏むね肉は、高い鶏もも肉の横でビックリするような安値で売っていたりします。

週末に安くなっていたらチャンス!ぜひ一度おためしください。ホットクックと普通の鍋、両方の作り方をご紹介しています。

「鶏ハム」の作り方

■材料(作りやすい分量 人分)

・皮なし鶏むね肉:1枚

[調味料]塩こしょう、砂糖

■作り方

(1)鶏むね肉に砂糖小さじ1・塩小さじ1弱を順番にすりこみ、ラップをかけて冷蔵庫で20分以上(できれば3時間)おく。取り出してキッチンペーパーで水気をふき、冷えていたらしばらくおいて常温に戻す。

鶏ハムを手作りしている工程
鶏ハムを手作りしている工程
塩と砂糖をすりこみ、冷蔵庫でおいて出てきた水分をふきとる。

(2)筒状に丸めてラップに包んで両端をキャンディーのようにねじってとめる。チャック付き保存袋に入れて空気を抜く。

鶏ハムを手作りしている工程
鶏ハムを手作りしている工程
しっかり下味をつけた鶏むね肉を筒状に包み、ジッパー袋へ。

(3)普通の鍋またはホットクックで加熱する。
【普通の鍋】大きな鍋にお湯をグラグラに沸騰させて火を止める。2を入れてふたをして粗熱が取れるまで冷ます(40分〜2時間ほど)。
【ホットクック】手動→発酵・低温調理をする→70度→30分でスタート。

鶏ハムを手作りしている工程

ホットクックの操作画面
ホットクックの操作画面
ホットクックを持っている方、「低温調理」機能、使ってますか?プロのような料理が簡単にできます

(4)取り出して1cm厚さに切る(赤みが残っていたら電子レンジ600Wに20〜30秒かける、ホットクックなら追加加熱する)。

完成した鶏ハムの画像

時間はかかりますがとにかくほったらかしで完成。びっくりするほどやわらかく仕上がります。

完成!皿に盛り付け、粗びき黒こしょう、マスタード、ゆずこしょうなどを添えてどうぞ。

手作りの鶏ハムの画像

これを作ったら「皮なし鶏むね肉」にどハマりします(笑)

それでは、今日も最高においしい1日を!

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