こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
暑くなるとアジアっぽいメニューが食べたくなりますよね。
アジアンメニューの中でも麺料理は、気軽に作れるのでおすすめです。
「でも米麺は、パスタや中華麺と違ってむずかしそう……」と心配なかた。
今回は初めてでも失敗しない、米麺を使ったパッタイ風の焼きそばの作り方を紹介します。
野菜や肉、エビなどいろいろな食材が1食でたっぷり取れて、一人のランチに便利ですよ!
テレワーク飯にもぴったりです。
たくあんと厚揚げがあれば本格感は出るが、野菜と肉、エビだけでも
日本人が大好きなタイ料理の一つ、パッタイ。
米麺独特のもちもちした食感と、甘じょっぱ辛い味付けがハマりますが、たくあん、厚揚げ、もやし、にら、エビなどいろんな食材をそろえないと、と思っていませんか?
そんなことはありません!
米麺とオイスターソース、あとは冷蔵庫にある野菜や肉だけで十分おいしいアジア麺になります。
できればエビも入れると、かなり雰囲気が出ますね。
ナンプラーもあるとさらによいですが、しょうゆで代用しても大丈夫です。
米麺は最近、スーパーで普通に取り扱っています(豆板醤やスイートチリソースなど売っているアジアン食材売り場にあります)。
「野菜、肉、エビがちょっとずつ残って使い切らないと!」というときに、米麺とオイスターソースだけ準備して、気軽に挑戦してみてください。
[レシピ]夏に食べたいパッタイ風焼きそば
[材料]1人分
- 米麺(センレック、2〜4mmのもの) 80g (ぬるま湯に浸けて戻す)
- にんにく 1片(みじん切り)
- しょうが 1片(みじん切り)
- 玉ねぎ 少々(薄切り)
- エビ 4〜5尾(尾をひと節残して殻をむき背ワタを取り、片栗粉をまぶし水洗いし、ペーパーで水気をふき塩・こしょうする)
- 豚肉 50gくらい(ひと口大に切って塩・こしょうする)
- 家にある野菜 1.5カップ分くらい
今回は、冷蔵庫にあったにんじん(千切り)、緑・赤・黄ピーマン各1/2個(千切り)、エリンギ1本(長さを半分に切って手でさく) - ごま油、酒、ナンプラー(なければしょうゆ)、オイスターソース、酢、砂糖、塩
- こしょう
- 【飾り用】パクチー 適量
[作り方]
- センレックを戻す間、具材を準備。
センレックを戻し始める。袋の表示通り戻せばOKですが、時間が多少オーバーしてもへたりにくいのであわてないで。
その間、具材をカッコの通り下準備する。 - 具材を炒める。
深めのフライパンにごま油大1を入れ、にんにくとしょうがを入れて中火で香りが出るまで炒め、玉ねぎもさっと炒める。
豚肉を入れて赤みがなくなるまで炒めたら、エビを入れて焼き付けるようにさっと炒める。にんじん、エリンギ、ピーマン類もさっと炒める。 - 米麺を炒める。コツは「鍋肌にぱりっとはりつくまで」
(急いで画像がボケてしまいすみません!)
米麺を炒める(袋の表示に「戻したあとゆでる」とあったら、具材の火を止めてゆでてから入れてください)。
米麺を入れ、酒とナンプラー(なければしょうゆ)各大1強、酢小1、(麺をゆでない場合は)水大1を入れて大きくほぐしながらなじませる。
麺がやや透き通ってきたら砂糖小1、オイスターソース大1/2を入れてさらにほぐし、フライパンの鍋肌にぱりっとはりつくくらいまで炒める。
味をみて塩こしょう、薄ければナンプラー少々を足す。
皿に盛り付けてパクチーを飾る。
できあがりです。
にんにく・しょうがと一緒に赤唐辛子を炒めてもいいし、最後にピーナッツのみじん切りをトッピングするとさらにタイ感が出ます。
レモンを添えても。
唐辛子で辛くする、ピーナッツをトッピング、レモンやパクチー添え、とアレンジは無限にできますが、米麺がちゃんと戻ってよく炒まっていて、エビやカラフルな野菜があれば、ちゃんとまとまります。
たっぷりの具材と食べるもちもち麺、おいしいよー。
自分で作ると野菜もたっぷり使えますね!
いかがでしたか?
今回は「[レシピ]コツがわかれば簡単、夏に食べたいパッタイ風焼きそば」についてご紹介しました。
暑い日のテレワークで、アジアっぽい料理が食べたくなったら、参考にしてくださいね。
今日も最高においしい1日を!
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