フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]ホットクックで簡単、ほったらかしで完成するイチゴジャム

ホットクック いちごジャム

4月も後半に突入!いちごがどんどん安くなってくる時期です。

生で食べるのもよいですが、いちごジャムを手作りしてみたくなりませんか?

「作りたいけれど難しそう」「ホウロウの鍋を持っていない」という方。

ぜひいきなり、ホットクックで挑戦してみてください。

今回は、初心者でもうまく作れる簡単いちごジャムのレシピを紹介します。

ジャムは「時間がかかるが作り方は簡単(特にいちごジャム)」

ジャムは季節のフルーツ(スーパーの見切り品など)を使って、自分で手作りすると最高です。

くどい甘さはないのに、旬のフルーツが持つ、パワフルな味や力がぎゅーっと凝縮したようなおいしさを楽しめます。

そして、ジャムってホットクックでなく普通の鍋で作っても、「時間がかかるけれど作り方はシンプルで簡単」なのです(特にいちごジャムは)。

使う材料もそのフルーツと、砂糖、レモン汁のみ、とシンプル。

ホットクックなら完全おまかせなので本当にラク。ぜひいちごが安くなっている今の時期に作っていただきたいです。

*我が家のホットクックはKN-HW16F-Wです↓

ですが、画像は購入前にレンタルした一つ前の機種 で作ったものです(作り方は同じ)。

ホットクックで簡単、ほったらかしで完成するイチゴジャム

[材料]作りやすい分量

  • いちご 1パック(高いいちごならよりよいが、安売りしているもので全然おいしい)
  • 砂糖
  • レモン汁

 <使う道具>

  • キッチンスケール
  • ゴムベラ
  • 小さな空きビン(いちご1パックなら2個くらい。100均でも素敵なものがあります)

[作り方]

  1. パックから出したいちごをボウルなどに入れた水に15分放ち、汚れを浮かせる。水気をよくふく。キッチンスケールに別のボウル(またはバット)を重量ゼロでセットし、いちごのヘタを包丁で落としながらボウルに入れ、正味重量*1を計る。いちごジャムレシピ
  2. 1で計ったいちごの重量の45パーセントの砂糖を準備する(これがめんどうですが、きちっと計ると売り物のような洗練されたジャムの味になります!)。いちご300グラムなら300*0.45=砂糖135グラム。ボウルにいちごと砂糖を入れて30分からできれば一晩、冷蔵庫で漬け込む。

    いちごジャムレシピ

    ホットクック いちごジャム

  3. 時間が経ったらいちごから出た水分ごとゴムベラですべて内がまに入れる。

    ホットクック いちごジャム

  4. ホットックをセットし、メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→お菓子・その他→ジャム(いちご)→スタート

    ジャム作り 熱湯消毒

  5. この間、レモン汁も計って準備する(いちごの重量の3〜4パーセントで300*0.03≒レモン汁9グラム、小さじ約2)。さらに、空きビンを熱湯消毒する。バットなどにビンとふたを並べ、熱湯を口まで注ぎ、冷めたら捨てる。

    ホットクック いちごジャム

    ホットクック いちごジャム

  6. ホットクック加熱が終わったら一度を開けて、レモン汁を入れる。ジャムはこの時点だとかなり水っぽいので再加熱する。手動で作る→煮詰める→時間を設定(10分)→スタート。5〜10分ずつでこれを繰り返し、完成形のすこしゆるめの形状になったら、熱いうちにジャムのびんになるべくギリギリまで注ぎ(量によっては中途半端になってしまうけれどOK)、ふたをしめて逆さまにして脱気する。常温までそのまま置いたら冷蔵庫保存。

*開栓しなければ3ヶ月くらい持ちます(中途半端な量になったものから先に食べる)。

*一度ふたを開けたら毎回清潔なスプーンなどですくい、2週間くらいで食べ切ってください。

 

いかがでしたか?

「[レシピ]ホットクックで簡単、ほったらかしで完成するイチゴジャム」をご紹介しました。

いちごの果肉と砂糖の重さを計り、あとはホットクックにおまかせ。

毎朝パンを食べる方は、ぜひ作ってみてくださいね(おすすめパンは過去記事参照)。

<こちらもどうぞ(過去記事)> 

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*1:ヘタ、タネなどを取ったジャムに使う果肉部分だけの重さ