フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]ホットクックで作るジューシーで濃厚なロールキャベツ

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ホットクックを購入したら、なにを作ればよいか?

煮込み料理が得意なので、最初はカレーやシチューを作ってみてください。

本当に「具材を切って入れてスイッチを入れるだけ」で、次にフタを開けたらおいしいカレーができていて、衝撃を受けると思います。

※我が家では、1.6Lの白色(KN-HW16F-W)を使っています。

機種選びはこちらの記事をご参考に↓

asanoyoko.com

巻くところまでは大変だが、あとはラクなホットクックのロールキャベツ

それではもの足りない料理上手な人は、ぜひロールキャベツをおためしください。

ロールキャベツは、

・ひき肉のタネを作る

・キャベツの下処理をする

という事前準備にちょっと手間がかかりますが、「♪あとの煮込みは、まかせてね」(←本当にそうやって機械がしゃべる)ので、トータルで手作りよりもずっとラクです。

また、素材から出る水分で調理してくれるので、ラクなのによりジューシーで濃厚に仕上がるのも嬉しいです。

[レシピ]ホットクックで作るジューシーで濃厚なロールキャベツ

 ロールキャベツ

[材料](約4人分)
  • キャベツ 小1/2〜2/3個分(丸ごと買って、大きめの葉を8〜10枚はがす)

  • ベーコン(ブロック)150g(1.5cm角切りにする)

A (ひき肉だね)

  • あいびき肉 400g
  • タマネギ  1/4個分(みじん切り)
  • 卵 1個
  • パン粉 大さじ3
  • 塩 小さじ 1/2
  • こしょう、ナツメグ(あれば)

B(煮込み用スープ)

  • トマト水煮缶(ダイス・400g)1缶
  • コンソメキューブ 1個
  • 水 2と1/2カップ
  • バター 15g
  • 塩、砂糖、オレガノ(あれば) ごく少々

[作り方]

  1. A(ひき肉だね)のタマネギみじん切りをラップし、電子レンジ600Wで1分加熱する。ラップを広げて冷ます。
  2. 鍋に湯を沸かし塩少々(分量外)を入れ、キャベツを1枚ずつさっとゆで、ざるにあげる。
  3. 1のタマネギとAの残りを材料をすべてボウルに入れてまぜる。ゆでたキャベツの枚数分、等分できるようにざっくり目安をつけておく(指で線を引くなど)。
  4. 2のキャベツにひき肉だねを包む。楊枝を使って止めるレシピもありますが、このモンチさんのやり方(キャベツの片側をオープンにして巻いて最後に押し込む)を私も昔からやっています。

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  5. すべて巻き終わったらホットクックに並べ、Bの煮込み用スープの材料をすべて入れて、

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  6. ベーコンを並べてフタをして、ロールキャベツモードをセットし、調理開始。「メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→野菜→ロールキャベツ→スタート」あああ

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  7. ホットクックの設定通りの時間(約50分)で「♪できました〜」とアナウンスがあります。ただ、それではまだ足りない。そして内釜の底に置いたキャベツと上の方では火の当たりが違うので、ここで少し上下も入れ替えます(キャベツを破らないように気をつけながら、できる範囲でOK)。もう一度フタを閉めて、追加で20分加熱。

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  8. できました〜!まだ足りない人は、5分か10分単位で追加加熱してみてください。味見して塩コショウで調整し、スープ皿などに盛り付けます。

さらにホットクックで素晴らしいのは、食べきれず残ったらこの内釜のまま冷蔵庫にに保存し(フタは手持ちのなべのものを適当に)、食べるときにまたホットクックにセットして「温め直し」が自動でできること!

(初期画面2画面目→あたため直し→決定→まぜない→決定)

自炊で、多めに作って食べきれないときの保存処理は結構面倒ですよね。

しかしホットクックは、この温め直し機能が最高に重宝するのです。

 

以上、ホットクックで作るジューシーで濃厚なロールキャベツのレシピを紹介しました。

ロールキャベツは食卓映えするおかずなうえ、パンにもごはんにも合うのが便利なところ。

やわらかくてみずみずしい春キャベツがおいしい今、ぜひ作ってみてくださいね。