日本にもあるけど、やっぱり食べたい台湾本場の小籠包
食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。2月初め、台湾に遊びに行ってきました。高校時代の女友達との、2泊3日の弾丸中年女子旅です。
台湾は初訪問。フードライターとして、ずっと食べたかった味を体験できました!
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フードライターとして訪れた素直な感想として……台湾は高級レストランよりも、これらのローカルフードの方が感動があるかもしれません。とはいえ、定番グルメはやっぱり押さえておきたいですよね。
今回は台湾の定番グルメ「鼎泰豐」の訪問レポートです。
※フライト・ホテルなど旅の詳細情報は記事の最後にまとめています。
日本にも(世界にも)たくさんお店はあるけれど、台湾本国でも一度は食べたい「鼎泰豐(ディンタイフォン)」!
台湾発の小籠包の世界的チェーンです。台湾国内でも10店舗以上。
今回は泊まっていたホテル(板橋区/バンシャオ)近く、ショッピングモール(メガシティ)の地下にある「鼎泰豐 板橋店」に行きました。
予約はできません。
来店順に番号を書いて、呼ばれるのを待つシステムは日本と同じ。
鼎泰豐は日本でお客として行ったことも、取材したこともあります。店認定の「点心師」という、一定のレベルに達した人だけが小籠包を包むことができます。ひだの薄さや数も決まっているんですよねー。
そんな、点心を鮮やかに包む様子がガラス越しで見られます。それも日本も同じだけれど、台湾ではこんなキャラグッズを販売していました。これは現地だけでは?!
現地と食べてテンション爆上がり!でも味は…
午前11時の開店と同時に入店、でもさすが人気。5人という大人数もあり、平日でしたが20分ほど待ちました。
さっそくみんなでいろいろ注文。卓上の紙にメニューの番号を書き、渡します。
まずは基本の小籠包を。注文すると、すぐに到着!台湾で食べる鼎泰豐、テンション爆上がり!
そーっとレンゲにのせてたれとしょうがでいただきます……ふんふん、さすが本場!と言いたいところですが、日本の鼎泰豐と味はまったく同じ(笑)
もちろんおいしいのです。でも日本も相当レベルが高いのか?
小籠包の他にも、こうしてたくさん点心類を食べました。ちょっとずつ台湾テイストが入っていてどれも美味。
ただ、ギョウザや焼売は日本でも今いろんなバラエティーが楽しめるせいか、あまり珍しさはない感じが。
点心以外のメニューは台湾ならではの”地元感”をたっぷり堪能
点心類はそんなわけで、私は日本との味の差がいまいちわからなかったのですが(ごめんなさい)、他のメニューは「おお!」と。
さすが台湾ならではの味、と思いました。
青菜炒めは、日本でこの緑の濃い肉厚の葉っぱは売っていないし、酢辣湯(サンラータン)の辛味や酸っぱさも、現地ならではの“トガり感”を感じましたね。
そしてデザート類も。台湾は日本でもご存知の通り、タピオカや豆腐花、かき氷などスイーツが有名な国。
日本で「鼎泰豐にスイーツを食べにいく!」という人は少ないかもしれませんが、現地ならではのラインナップもいろいろありました。
こういうものを味わうのも、台湾の鼎泰豐ならではの楽しみ方かもしれません。
小籠包に過度な期待は禁物?ですが、台湾に行ったら(特に初訪問なら)一度は行ってみていただきたいです。
鼎泰豐
- 営業時間(店により異なるが、大体11:00〜20:30のところが多い)
☆今回の旅情報☆
[飛行機]チャイナエアライン
[宿泊]シーザーパークホテルバンチャオ
飛行機+ホテルのセットで、エクスペディアから予約しました。
私は海外の個人旅行はコロナ前から大体エクスペディア経由。安いものから順に出て、見やすいのでおすすめです。わずかですがポイントも貯まり、次の旅で使えます。
飛行機は海外・国内問わずいつもANA派ですが今回は時間が合わず、チャイナエアラインを利用しました。人生初のチャイナエアでしたが、すごく快適でびっくり。
オンラインチェックイン後、荷物預けの際に座席を配慮してくださったり、時間も正確、機内食もおいしくてANAやJALとほぼ変わらないのでは?というホスピタリティーでした。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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