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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。 今日は「松茸ごはん」の作り方を紹介します。
秋に変わると、野菜売り場に並ぶ「松茸」。外国産だと大きくても1,000円前後で出ていたりして、「一度は作ってみたい!」と思う食材ですよね。
ただ、どうやって洗ったり下ごしらえしたらいいかわからない。
また、見よう見まねで松茸ごはんや土びん蒸しを作ってみたら、汚れを落としきれず、泥くささやジャリジャリ感が残ってがっかりした……という人もいるかもしれません。
今回は、それをすっきり解決する松茸ごはんのレシピをお伝えします!実はポイントさえ押さえれば、すごく簡単で誰でもおいしく作れます。
「松茸ごはん」の作り方
■材料(作りやすい分量 人分)
・松茸:1パック(大きめのもの1本、または中サイズ2本)約80g
・米:2合
[A]
しょうゆ(大さじ2)、みりん・酒(各大さじ1)
■下準備(松茸の下ごしらえ)
・松茸の軸の下部(硬い部分)だけ、えんぴつを削るように小さめの包丁で落とす。
・カップ3の水に塩小さじ1くらいの塩水を作り、松茸を入れて両手の指先で優しく泥をこすりとる。
・キッチンペーパーでそっと水気をふきとり、そのまま置いて少し乾かす。
*塩水に浸けながら汚れを落とすと、松茸の香りは失われず、汚れはきちんと落ちます。小さめのキッチンブラシや、清潔な古歯ブラシがあると便利。
*松茸の処理と乾かし→米研ぎ&ざる上げ→調味料合わせ、の順でやると効率的。
*松茸は買って早いうちがおすすめ。数日置く場合は冷蔵庫へ。
■作り方
(1)米を研いでざるにあげ、15分おく。乾いた松茸を、食べやすい大きさの薄切りにする。
(2)調味料を合わせる。水を1と1/2カップ用意し、そこから大さじ1を取って捨てる。土鍋や鋳物ほうろう鍋に2と Aの材料をすべて入れ、軽く混ぜたら1の松茸を入れる。
(3)ふたをして強火で5分→ごく弱火に変えて15分→火を消してそのまま5分おく。
※炊飯器の場合は「早炊きモード」で普通に炊く。
完成!さっくり混ぜて器に盛ってどうぞ。
いかがでしたか?ポイントさえ押されば失敗はなし。
調味料も少ないし、すごくシンプルな料理なのです。
柑橘類がすごく合うので、すだちやゆずの皮をちょっとだけ削いでのせても香りがよいです。ぜひ作ってみてくださいね。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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