にんにくで煮込み、バケットを添える「洋風スタイルのさばみそ」
食限定の取材歴20年のフードライター浅野陽子です。
秋を迎え、さばやさんまが出回る季節になりました。
……とは言え「でも調理がめんどくさい!しかもおいしく作れない!そして家族(特に子ども)に喜ばれない!」と避けていませんか?
今回はカンタンで家族にも喜ばれ、魚嫌いの人にもおいしく食べてもらえる、洋風スタイルの「さばの味噌煮」のレシピを紹介します。
魚料理で最も手間がかからないのは「焼き魚」と「煮魚」です。
しかし、
・魚料理というといつも焼き魚しか作れない
・煮魚は難しそう、おいしく作れない、しかも家族のテンションが上がらない
というイメージですよね。
ちょっと洋風のこのアレンジ、やってみてください。
我が家の8歳の娘も喜んで食べていました。
ポイントはしょうがをにんにくに変えることです(調味料の配合は栗原はるみさんのレシピをアレンジしました)。
もしホットクックをお持ちの方はさらに簡単です!
[レシピ]【さばの味噌煮】洋風スタイル
[材料]2人分
- さば(切り身):2切れ
- にんにく(薄切り):2片
- クレソン:適量
【A】 - 味噌:大さじ5
- みりん:大さじ4
- 砂糖:大さじ3
- しょうゆ:大さじ1
- 水 :大さじ4(ホットクックを使わない方は倍量で)
[作り方]
- さばに熱湯をかける
霜降り(湯をかけた後さらに冷水でしめる)するレシピもありますが、私は湯引きで十分だと思っています。
- 調味料をまぜる
にんにくも皮をむいて薄切りにします。 - さばを煮る
- ホットクックで煮込む(または鍋で煮る)
※ホットクックがない方は、小鍋でAを一度沸かし、さばとにんにくを入れて煮立て、落としぶたをして弱火で15分煮てください(ひっくり返さない)。
この煮る間にクレソンを洗ってざく切りにしておきます。
内鍋の中をかきまぜ、味をみて「しゃばしゃばしすぎだなー」と思ったら「煮詰め」モードで3〜5分追加加熱してください。
この「煮詰める」モードがあるのがホットクックのすごいところです。
ふたを開けっぱなしで水分を飛ばしながら煮詰めてくれるのです。
完成したらクレソンとともに盛り付けます。
栗原はるみさんの盛り付けをまねして、ガーリックバケットも添えました。
甘辛いソースがごはんもいいけれど、パンにも合う!
さばの煮込みもにんにくがきいています。
苦味のあるクレソンとも合いますねー。
昼ごはんに作りましたが、ワインが飲みたくなって困りました(笑)
煮魚が喜ばれないのは
- 青魚の臭みがきちんと取れていない
- 「甘いしょうが味」が子どもにいまいち受けない
- 煮すぎて身が固く、味も濃くなりすぎる
ことだと思います。
一度、このやり方で作ってみてください。
それでは、今日も最高においしい1日を!
*我が家のホットクックは2020年3月に購入したこれです↓KN-HW16F-W
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