フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[ホテルダイニング]タラバ蟹&黒毛和牛のプレミアなコラボ、インターコンチネンタル 東京ベイで期間限定の鉄板焼きディナー

鉄板焼きの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

寒さが増して、厚めのコートが必要な時期になりました。

寒い時期に食べたいもの、といえば鍋ですが、目の前で焼いたアツアツ、できたてを楽しめる、鉄板焼きもいいですよね。

今回は、少し前(10月末)に食べてきた、ホテル インターコンチネンタル東京ベイでの、期間限定鉄板焼きディナーのレポートです。

浜松町駅からぐっとアクセスが便利に

インターコンチネンタル東京の画像

ホテル インターコンチネンタル東京ベイは、新交通「ゆりかもめ」の竹芝駅、直結です。

ただ、ゆりかもめ自体が、JRや私鉄からやや乗り換えにくいんですよね。

JR浜松町駅からも歩けますが、信号待ちを入れると10分ちょっとかかります。

10年くらい前、当時ここに入っていた某有名和食店の料理人取材の連載を書いていました。

毎月1回、1年間通い詰めてやや遠いんだよなー……と思っていたのですが、なんと!

浜松町駅の空中通路

本当に久しぶりに来たら、浜松町駅からホテルまで、こんな便利で素敵な空中通路ができていてびっくり!

距離は変わりませんが、もちろん信号なし。
上から浜松町の街や東京湾の景色も楽しめるのでとてもいいです。
特に夜はこんな幻想的な雰囲気に。デートにもよさそう。

「ヘルシー」をコンセプトにした鉄板焼き店「匠(たくみ)」

インターコンチネンタルホテルのレストランの画像

ディナーを食べたのはこちら、インターコンチネンタル東京ベイのエントランスを入って奥にある「鉄板焼 匠(たくみ)」です。

インターコンチネンタルホテルのレストランの画像

「ヘルシー(健康)・ビューティー(美しさ)・フレッシュ(新鮮)を軸に、オリーブオイルで調理する鉄板焼き」がコンセプトです。

料理長はコンラッドシャングリ・ラなどの外資系ホテルの調理場を経て、在外公館(ロシアの日本総領事館)の公邸料理人も務めた馬原雄一さん。

馬原料理長はお話も面白い方で、(マスク越しですが)いろいろな食の話を伺いながらプレミアな鉄板焼きディナーを楽しみました。

以下、食べたものを順に紹介します。

野菜たっぷり、旬のタラバ蟹&黒毛和牛のプレミアなコラボを堪能

スパークリングワインの画像

まずはスパークリングワインで乾杯。

フランスのクレマン(スパークリング)辛口ロゼです。

Pol Clement Rosé Sec(ポール・クレマン ロゼ セック)

ファーストディッシュ 焼きトマトのフランベ

トマトの鉄板焼きの画像

前菜はトマトから。

前菜もすべて鉄板でグリルして供されます。

熱した鉄板に、パンのスライスとトマトが丸ごと1個のせられました。

トマトは桃太郎。

トマトの鉄板焼きの画像

シンプルに焼き上げて、完成。なのですが、

フランベなのでわーっと炎が上がり、迫力!

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シンプルですが、うま味十分。

パンにのせて、ブルスケッタのようにも楽しめます。

タラバ蟹の明石焼き 匠スタイル

鉄板焼きの前菜の画像

続いて次の前菜は、鉄板に卵の生地が流し込まれ……??

鉄板焼きの画像

その生地がくるくる巻かれて、クレープのような形状に。

横のソースパンでは、ほぐしたタラバ蟹の入っただしが温められています。

タラバ蟹の明石焼きの画像

最後の盛り付けはこんな。

“匠オリジナル”の「明石焼き(卵が多めのやわらかいたこ焼き)」です。

 

匠オリジナルは、やわらかいクレープ状の明石焼きに、かつおと昆布だしがベースで、蟹肉がわんさと入ったソースがかけられて、まあ贅沢でした。

タラバ蟹のグリル 3種のソースをお好みで

焼く前のタラバ蟹の画像

メイン料理に入っていきます。

最初はタラバ蟹。

焼く前にプレゼンされたものです。

タラバ蟹のグリルの画像

さーっとグリルされます。

タラバ蟹の画像

メインの焼きタラバ蟹と、江戸菜(えどな)のグリル。

たらば蟹のソースの画像

ソースは3種。
(左から)蟹みそディップ・自家製ポン酢・柚子胡椒の白ワインソースを付けていただきます。

白ワインソースもおいしかったですが、自家製ポン酢がさっぱりしてタラバの味や蟹肉の食感も楽しめました。

本日の焼き野菜と料理長特選の黒毛和牛(ロースとフィレ)

鉄板焼きにする前の野菜と黒毛和牛の画像

そして肉と野菜のメインです。

肉は料理長特選の黒毛和牛ロース(左・100g)、和牛フィレ(右・80g)。

しいたけ、れんこん、かぼちゃ、まこもだけ、もやし、アボカドも。

赤ワインの画像

肉に合わせて赤ワインを。

イタリア・トスカーナ(州都フィレンツェ)の銘醸ワイン、キアンティ・クラシコです。

カシスや、ベリー系果実の熟したような味が、鉄板焼き料理の香ばしさや、肉の濃厚なうま味にぴったり。

キアンティ クラシコ フォンテルートリ Fonterutoli Chianti Classico 2017

野菜の鉄板焼きの画像

オリーブオイルで旬の野菜を焼きます。

黒毛和牛の鉄板焼きの画像

続いて牛肉も(最初はフィレ)。

今日の黒毛和牛は長野県産で、その時々に入ったいいものを使用するとのこと。

鉄板焼きの皿の画像

プレートにグリル野菜がまずのせられました。

焼いた肉のグリルの画像

次に牛肉も。おいしそう!

鉄板焼きのたれの画像

自家製だれは、(左から)オニオンソース・ポン酢のジュレ仕立て・ごまと黒こしょう。

鉄板焼きの塩の画像

シンプルに、塩やワサビ、醤油でも。

鉄板焼きの肉の画像

最高でした。

自家製だれもいろいろためしてみたいとは思うものの、元の肉や野菜の味がおいしいので、結局ワサビと塩、しょうゆで素朴に味わいたくなってしまいます。

鉄板焼きの野菜の画像

ちなみに、野菜ですごく好きだったのは、後から焼いたこのもやしでした。

料理長の技術と、高温の鉄板でさーっとグリルされた黒豆もやし。

シャキシャキした絶妙な食感はもちろん、もやし自体の味がしっかり感じられるのです。

これこそ、こういうレストランでしか味わえない、贅沢な一品ですよね。

鉄板焼きの牛肉の画像

次はロース。

こちらはフィレよりだいぶ濃厚、脂肪分もたっぷりでジューシーでした。

でも個人的にはフィレのあっさり感のほうが好みでした。

特製 タラバ蟹生姜の炒めご飯と味噌汁・香の物

タラバ蟹の炒めごはんの画像

シメのご飯もタラバ蟹たっぷりでまた贅沢。

タラバ蟹の炒めご飯の画像

タラバ蟹の炒めご飯の画像

和牛ステーキの後に、タラバ蟹の炒飯!
豪華すぎて感覚が少し麻痺(笑)
「しょうが風味でさっぱり仕上げました」と料理長。

タラバ蟹の炒めご飯と味噌汁

かなりお腹いっぱいだったのですが、この贅沢な蟹チャーハンも結局堪能。

さっぱり味で、するすると入りました。

まこも茶の画像

最後のお茶はカフェインレスの「まこも茶」。

緑茶やハーブティーともまた違う、ほんのり香ばしい風味が合ってました。

しかし、ここで終わりではなかったのです!

隣接のカフェラウンジのデザートまで付いてました

インターコンチネンタルホテルのラウンジの画像

鉄板焼き店の横には、こんなゴージャスなオールデーカフェ「ニューヨークラウンジ」があります。

ここでのデザートと食後のお茶もコースに含まれていました!

パティシエ特製 季節のデザート「搾りたてのモンブラン洋梨のコンポート バニラアイスをしのばせて」

モンブランと紅茶の画像

デザートは「パティシエ特製 季節のデザート」の3種類から選びます。

「搾りたてのモンブラン洋梨のコンポート バニラアイスをしのばせて」に決定。

インターコンチネンタルホテルのラウンジの画像

お茶はコーヒー・紅茶・ハーブティーから選べます。

紅茶のダージリンセカンドフラッシュにしました。

あれだけお腹いっぱいだと言っていたのに、別腹効果を実感する夜……(笑)

インターコンチネンタルホテルのラウンジの画像

最後には、すっかりお姫様気分に。

女子(と言えない年齢だけれど)は、時々こういう時間が必要です。

 

というわけで、今回はホテル インターコンチネンタル東京ベイのプレミアな鉄板焼きディナーのレポートを書きました。

このコースは1月31日(月)までの期間限定です。

ランチ・ディナーともに提供しています(タラバ蟹の炒めご飯はディナーのみ)。

ランチ(平日14,300円/土日祝15,400円)、ディナー(平日25,300円/土日祝26,400円)※いずれも税込み サービス料別

 

ちょっと贅沢ですが、コロナ禍で疲れた心と胃袋を癒しに訪れてみては。

インターコンチネンタル「匠」の画像

鉄板焼 匠(たくみ)」

  • ホテル インターコンチネンタル東京ベイ 1階
  • 03-5404-7895(店直通)
  • ランチ11:30〜15:00(LO14:30)、ディナー17:30~21:30(LO21:00)

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