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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
去年の春、長崎に子連れ旅をしました。忙しすぎてお蔵入りしていた旅の記録。当時を思い出し、グルメ中心にまとめたレポートです。
シリーズ他の記事はこちらを。
》【長崎】歴史と東西ご当地グルメを楽しむ子連れ旅(ホテルと旅プラン編)
》中華街編
》長崎ちゃんぽんと皿うどん編
》ステーキハウスおかの編
》思案橋横丁「長崎炉ばた はち舎」編
1日目 グラバー坂とグラバー邸、中華街【角煮まんと長崎ちゃんぽん】
2日目 軍艦島ツアーと出島【鉄板焼きと長崎ちゃんぽん】
3日目 ハウステンボス【思案橋横丁で海鮮料理と長崎の地酒】
4日目 平和記念公園と原爆資料館、大浦天主堂【駅で長崎みやげ】
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明治の日本と歴史の教科書の世界に入り込む、青空博物館
歴史の授業で習い。いつか行きたかった「グラバー邸」。幕末に坂本龍馬や高杉晋作と交流した武器商人、トーマス・グラバーさんの住んでいたお屋敷です。正式な呼び名は「旧グラバー住宅」(2015年に世界文化遺産登録)。
そのグラバー邸と、当時長崎市内にあった洋風建築を集めたのがグラバー園。修繕中の一部エリアを除き、自由に見学可。いわゆる「青空博物館」です。1974年開業。わたしと同い年だ。
長ーいエスカレーターを上がると長崎の街が一望できる丘の上に来ます。ここにクラシックなヨーロッパ邸宅がいくつも並んでいました。すてきです。3月末の小春日和。歩くだけで気持ちよかったです。
システムキッチンの原型は150年前にできていた?
グラバー邸は日本最古の木造洋風建築です。築150年以上。フードライターとしては150年前のキッチンやダイニングルーム、アフタヌーンティー用のサンルームが興味深かった。
暗い「土間」でご飯を炊き、畳に正座して食べていた幕末の武士たち。広い厨房と、フルーツや野菜、肉と魚が豊かに並ぶ西欧式のダイニングルーム。どんな衝撃を受けたんでしょうね。宇宙人の暮らしを見る気分?
150年経ってそれを上手に取り入れ、狭い日本の家用にシステムキッチンや、居間と厨房一体型のLDK(リビングダイニングキッチン)に進化させた日本人もすごいです。
洋風建築が好きな人はとても楽しめる観光スポットです。小3の娘も面白そうに見ていました。
階段や坂が多いので、歩きやすい靴で。
次は軍艦島ツアーについて書きます。
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>
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