フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【長崎】歴史と東西ご当地グルメを楽しむ子連れ旅(長崎ちゃんぽんと皿うどん編)

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

去年の春、長崎に子連れ旅をしました。300枚以上写真を撮ったものの、忙しくてお蔵入りしていた旅の記録。当時を思い出し、グルメ中心にレポートをまとめました。

今回は「長崎ちゃんぽんと皿うどん編」を紹介します。

シリーズ他の記事はこちらを。

》【長崎】歴史と東西ご当地グルメを楽しむ子連れ旅(ホテルと旅程編)

【旅プランと食べたもの】
1日目
 グラバー坂とグラバー邸、中華街【角煮まんと長崎ちゃんぽん】
2日目 軍艦島ツアーと出島【鉄板焼きと長崎ちゃんぽん】
3日目 ハウステンボス思案橋横丁で海鮮料理と長崎の地酒】
4日目 平和記念公園原爆資料館大浦天主堂【駅で長崎みやげ】
 
【泊まったホテル】
ANAクラウンプラザホテル 長崎グラバーヒル

https://www.anacrowneplaza-nagasaki.jp/

※ホテル含め、広告費はいただいておりません(アフィリエイトのみ)。自分の意見をまとめています。

人気店「老李 長崎中華街 総本店」で本場の長崎ちゃんぽんを

老李 長崎中華街 総本店の「ちゃんぽん」(980円)。

長崎の代表的大衆グルメは、ちゃんぽんと皿うどん。街中には「長崎ちゃんぽんの店」の看板をよく見ます。

中華街で行列ができていた「老利(ろうり)」が気になり、ここで食べました。

長崎ちゃんぽんは、鶏ガラと豚骨を4、5時間かけてとっただしに、炒めた肉、ホタテやかまぼこ、野菜を加えたスープで食べるそば。濃厚な白濁スープなのにあっさりして、野菜の甘みも感じ、するっと食べられます。一杯でお腹いっぱいになります。

「ひもじい中国人留学生をお腹いっぱいにする料理」がちゃんぽんの元祖

四海楼」の創業者が昭和初期、「ひもじくしていた中国からの留学生にお腹いっぱい食べさせたい」と開発した料理が元祖。皿うどんは、四海楼創業者が「汁なしちゃんぽん」としてアレンジしたもの(「ちゃんぽんミュージアム」の展示参照)。

「角煮まん」(老李 長崎中華街 総本店)。

老李では一緒に角煮まんも食べました。ちゃんぽんと合わせてお腹がはち切れそう。

ちゃんぽんも角煮まんも、優しい甘めの味付けなんですよね。長崎で食べるのは初めてなのに、なぜか懐かしさがよみがえる味でした。

スケジュールに余裕がなく、結局今回は四海楼のちゃんぽんは食べられず。いつかリベンジしたいです。

行列ができていた「老李 長崎中華街 総本店」。長崎新地中華街のメインストリートから少し外れた場所でも人気。

店内はサインがいっぱい。テレビの取材も多いよう。

野菜がどっさり。するする食べて、最後はお腹がいっぱいに。

角煮まんとセットで、何も食べられません(笑)。ふわっとした生地に甘い豚肉が合う!

娘の「疲れた、お腹空いたー」が止まらず、ローカルなお店に立ち寄り。「長崎名物ちゃんぽんの店」と看板が。

パリパリの細麺にあんかけがかかった「皿うどん。地元サラリーマンの方も隣でおいしそうにすすっていました。
四海楼の建物2階にある「ちゃんぽんミュージアム」(入場無料)。

長崎ちゃんぽん誕生の歴史が学べてフードライターは勉強になりました。当時使われていた器も展示。

大胆に作り方も公開。料理ってレシピを公開しても、同じ味は他の店で再現できないのです。
次は別の長崎グルメの話を紹介します。
老李 長崎中華街 総本店
https://www.laolee.jp/
 

それでは、今日も最高においしい1日を!

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