フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

重い荷物と、肩こり&背中こりに苦しむ大人向けのカバン

去年の秋からこのバッグにめちゃくちゃハマり、色違いで5種類もそろえてしまいました。「リ」カンケン(Re-Kanken)リュックです。最近私に会った人は「この人、いつもこのカバンだな」と思っているかも。

でも本当に体がラク!どんな格好にも合う。これからも持ち続けます。

仕事道具の重さで上半身が悲鳴をあげる

20代までは、肩こりや背中こりとは無縁でした。でも30代以降から、めちゃくちゃつらくなってきた。最近は持ち歩く基本道具が重いせいで、上半身がゴリゴリ音を立てそう…。

私の仕事道具の基本は「デジタル一眼レフカメラ(1.3kg)+Mac Book Air(1.3kg)=合計2.6kg」。

これに財布やスマホスマホバッテリー、化粧ポーチ、ノート、ペンケース、読みたい本(またはkindle)が入ると、持ち物の総重量は軽く3kg超えます。3kgの重さとは、

この焼き豚用の豚肉ブロックにたとえると、わかります。スーパーで800gを持ってもずしっとくる。800gの肉約4個分を日々背中に担いでいたら、そりゃ体も悲鳴をあげますよ。

「山登り」っぽくならない、女性のタウンウェアに合うリュック

ところでリュック以前は、パソコンや大荷物が入る、女性用の肩かけバッグをずっと使っていました。でも右肩・左肩、しょっちゅうかけ替えても、1日持ち歩いた日の夜にはどうにもならないほど肩&背中が痛くなる。

ならば「両肩をイーブンに使えるリュックしかない!」と思い立ち…でもリュックって、女性が街中や、ビジネスシーンで持ってフィットするものがなかなかない。体には快適でも「仕事に行くのか山登りに行くのか、どっち?」みたいになっちゃったり。

(フェールラーベン) FJALL RAVEN Re-Kanken Slate 041

どれも気に入らないな〜、と思っていたある日、海外の女性モデルさんがワンピースでリュックを抱えている画像を見つけ、これだ!と。

調べたらスウェーデンの「カンケン(Kanken)」というブランドで、なんと「肩や背中が痛くならないリュックとして大人から子供まで愛用されている」と書いてある!PCも入る。

PCは背中側にクッションのような素材が入っているので、安全だと。私にぴったり! そこから大のカンケンファンになってしまいました。

カンケンじゃなく「リカンケン」がいい!

「カンケン」リュックは海外でも大人気です。最近はこれを持って日本に来る外国人観光客が多く、ノーマルタイプはあふれています。

FJALLRAVEN/フェールラーベン カンケンバッグ FJ 23510 リュックサック/バックパック/デイバッグ/ハンドバッグ/カバン/鞄 レディース/メンズ 16L Black [並行輸入品]

ノーマルタイプはこれ。結構見る、白丸に赤いキツネのマークがあるリュック。でもこれだとやや若い子向けの印象。 黒やグレーなどシックな色を選んでも、私が担ぐと仕事用にはカジュアルすぎるかなと。

(フェールラーベン) FJALL RAVEN Re-Kanken Midnight Blue 558

しかし、調べるうちに「リカンケン(Re-Kanken)」というロゴ刺繍タイプがあることを発見。これならシンプルで、スーツや仕事用ワンピースに合わせてもおかしくない!

リカンケンはあまり売っていない

しかしネットで、ノーマルタイプのカンケンバッグはいやというほど出てくるものの、リカンケンが買えるサイトが少なすぎる!

リカンケンには7L(小学生がランドセルのように持てる小さめのもの)と、16L(大人がPCを入れてかつげるサイズ)があり、「リカンケンの16Lで、自分の欲しい色」を探すのが意外と難しいことに気づきました。

しかもサイトによって、値段設定がバラバラ。ネットは普通安いけれど、それにしても税込定価11,880円のものを6〜7000円台で出しているショップもあり、不安になり。(営業努力で安くされているお店もあると思いますが)

調べた結果、私が「ここなら買いたい」と思ったお店です。

<ネット>ZOZO TOWN すにーかー倉庫楽天)←楽天スーパーセールのとき、クーポンも使ってほとんどここで購入。梱包も対応もとても素早く丁寧で、いいお店でした。上の到着時の画像もここで最後にブラックを買ったときのものです。 <実店舗> 石井山専(新宿のビックロの最上階。スポーツ用品や登山用品の専門店) ・小田急ハルクのB1(新宿)

黒とグレー以外はネットの画面だけだとわかりづらく、実店舗で色を目で確認して買いました。

グレーを皮切りに、買い足して現在コレクション5個!

最初に大人気のグレー(「スレート(Slate)」)という色を購入。これを持ち歩いた初日、体がラクラクでビックリ!

その後、ほかのバッグを持ち歩く気になれず、原稿料が出るたびに紺(ミッドナイトブルー)、赤(オックスレッド)、黒と3色追加購入。

一番好きな色だった紺(ミッドナイトブルー)は、休日の子供との公園遊び用に小さい7Lサイズまで買ってしましました(手前左)。小さいサイズも意外と容量があり、また一緒にすべり台なんかをやるときはこっちの方がコンパクトで便利なのです。

ちなみにリカンケンは全11色展開ですが、この4色にしたのは私のパーソナルカラーに合っていて、どの持ち服とも組み合わせられるからです。パーソナルカラーについてはこちらの記事にくわしく書きました。

過去記事:「フリーランスは見た目(=着ているもの)が100%」。自分に似合う服の選び方のコツも。

赤や紺などあまり出ない色はスウェーデンの国旗がない

ところでいくつか買いそろえているうちに、カバンの内部に「スウェーデンの国旗があるもの」と「ないもの」と2種類あることに途中で気づきました。

「国旗がないものってまさか正規品じゃないの?」と焦ったのですが、実店舗の小田急ハルクでも店頭に国旗あり・なしと両方一緒に売っています。

すにーかー倉庫楽天)さんに電話で聞いたらすごくよく調べてくれて、「2017年の春から本国でモデルチェンジし、新商品は国旗をつけたデザインになり、在庫がなくなり次第切り替わっているようです」と教えてもらいました。

だから、人気でよく出る黒・グレーは、日本にある在庫も新商品に切り替わって「国旗あり」、

赤、紺など出荷が少ない色は、まだ旧商品の在庫が出回っているので「国旗なし」なんだとか。

*リュック生活、最高です*

仕事も休日もリュック生活になってから本当にラク

体もラクだし、荷物を持っても両手が可動するって、こんなにいろいろ自由になることだなんて思ってませんでした。肩こりや背中コリに苦しんでる大人は、早くリュック持つべき。

今回はリカンケンのことを中心に買いたけれど、カンケンのノーマルタイプならどこでもすぐ買えるので、カジュアルなノーマルタイプが気に入っている人は、まずはここから始めてもいいかも。