フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】幅広パスタがクリーミーな野菜ソースに合う!「にんじんとブロックベーコンのタリアテッレ」

にんじんときのこのタリアテッレ

幅広パスタのタリアテッレが濃厚な野菜ソースにぴったり。にんじんもパスタの一部のよう。

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 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。
 今日は「にんじんとブロックベーコンのタリアテッレ」の作り方を紹介します。

「スパゲッティー」以外のパスタ、食べたことありますか?

 都内でパスタの専門店がやたら増えていて、昭和生まれのパスタ好きとしては嬉しい限り。しかし麺自体は、細くて長い「スパゲッティー」が主流です。

 でもパスタって種類がたくさんあるのです。この幅の広いタリアテッレ、食べたことありますか?

タリアテッレの乾麺の画像

500gで1,000円前後くらい。ちょっとお高めですがおうちご飯が一気にレストラン化し、鼻高々になれます。

 国産スパゲッティーよりは値段がややお高めですが、おしゃれ感がものすごく出るし、何よりおいしい!

 今回のようなクリーム系のソースにとても合います。具材はアスパラやほうれん草、サーモン、きのこなど秋冬の野菜を入れても。ボロネーゼも相性◎。

袋入りタリアテッレの画像

これは普通のスーパーで買いました。いろいろなメーカーから出ているので食べ比べても楽しい!

 また幅広で食べごたえがあるからか、スパゲッティーより少量でもおなかいっぱいになります。地味にダイエット効果もあり?!

 大きなスーパーや、カルディのような輸入食品の店にあるので、見つけたらぜひおためしを〜!

 ※「フェットチーネ」も同じ種類のパスタで、イタリア中部の呼び方です。フェットチーネはひらひらしたリボンのような形状のものがあります。

「にんじんとブロックベーコンのタリアテッレ」の作り方

■材料(1人分)

・タリアテッレ(または好みのパスタ):80g
・にんじん:小1/2本
・にんにく:1片
・玉ねぎ:1/4個
・ベーコン(ブロック):20〜30g(赤ちゃんの握りこぶし1個分くらい)

[調味料]
・生クリーム:大さじ3
・オリーブオイル、ケチャップ、塩、こしょう:各少々

にんじんとベーコンのタリアテッレの材料の画像

にんじんをピーラーでするーっとスライスすると、パスタのような形状に。

■作り方

(1)パスタのゆで湯を沸かす。その間、にんにくと玉ねぎをみじん切り、にんじんをタリアテッレのようにピーラーで薄くスライスする。ベーコンは5mm太さの棒状に切る。

(2)フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかけ、香りが出たら玉ねぎを入れて少し炒める。ここでゆで湯に塩を入れ、パスタをゆで始める。
 ※塩は1Lに小さじ1が目安

(3)2の玉ねぎがしんなりしたらベーコンも入れ、うっすら脂が出るまで炒める。生クリームを入れて軽くふつふつするまで煮つめ、ケチャップをごく少量入れて火を止める。

パスタとにんじんをゆでている画像

にんじんもパスタと同じ鍋でゆでます。後追いでにんじんを入れて一気に引き上げる。

(4)パスタがゆで上がる1分前に、ゆで湯ににんじんを加える。時間が来たらパスタとにんじんを一緒に引き上げ、3のフライパンをもう一度火にかけ、パスタとにんじんを入れてよくあえる。塩、こしょうで味をととのえる。

 完成!

にんじんとベーコンのタリアテッレの画像

にんじんもパスタの一部のよう。甘くて美味です。

 見てください、パスタを変えただけで一気にレストラン感が出る感じ。簡単なのにおしゃれ感が出るからやっぱりパスタって偉大。

 にんじんもパスタの一部のようです。一緒に食べると甘くて美味。

にんじんとベーコンのタリアテッレの画像

今回のようなクリームソースのほか、ボロネーゼのような肉系のソースとと相性◎。

 タリアテッレとクリームソースは本当に合う!あと肉系のソースとも相性がいいので、ベーコンは今回スライスでなくブロックベーコンを使って、肉々しさを出してみました。ケチャップは隠し味です。濃いクリーム味に少しだけ酸味を足しました。

 ぜひ、作ってみてくださいね。

 それでは、今日も最高においしい1日を!

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