フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

にんにくなしでもおいしいステーキのレシピ

先日、実家の母から築地で仕入れたという

牛サーロイン肉をもらいました。


それで作ったのがこれ。


Wine & Cooking 日々 ノート-ステーキ


翌日約束があり、にんにく使用不可だったのですが

しっかり塩・こしょうをきかせるとにんにくレスでもステーキは十分おいしい、

ということが今回わかった。

本当に塩とこしょうって素晴らしい調味料。


加熱を最小限に抑えたので、火は通っているけど

やわらかくてとてもジューシーでした。


サラダ油は使わず、肉についている牛脂のみで焼いてます。


野菜はレタス、(下に隠れているけど)きゅうりのスライス、そしてじゃがいも。

じゃがいもは洗って皮付きのままラップに包み、

500Wレンジで5分加熱、半分に切るだけでOK。

肉を余熱で温めている間に作れます。



にんにくなしでもおいしいステーキ

材料:2人分

ステーキ用牛肉 2枚

塩・こしょう・牛脂(肉についてくるもの)


添える野菜 好みのものを適量


作り方

食べる30分~1時間前に牛肉を冷蔵庫から出しておく(常温に戻す)。食べる20分前に塩・こしょうを両面にまんべんなくふる。部分的に付いたら、手で全体に軽くなじませる。焼く直前に熱湯を沸かし、バットを大小2枚用意。

フライパンに牛脂を入れて強火にかける。煙が立つか立たないかくらいまで熱々にし、肉を入れる。入れたらすぐ牛脂を肉の下に押しやるようにして、脂分をなじませる。1分計って裏返し、サッと数秒焼いたら取り出す。

バット小の方に沸かしておいた熱湯を入れ、バット大に牛肉を入れてバット小の上に重ねる。あれば軽くふたをして、そのまま5分置き、熱湯の予熱で優しく火を入れて、できあがり。


おいしく仕上げるテクニック

■必ず常温に戻してから焼いてください。それ、ステーキの鉄則!

■肉にふる塩の量は2枚で300gなら3g(肉の1%)。結構たっぷりです。塩は2つまみで1g、小さじ1で6gが目安。

■バットをサイズの違う大小を用意し、小の上に大を重ねると、水気は絶対入らないのでいいですよ。