フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

グミ好きフードライターが驚愕!昭和のあのお菓子がグミに進化してた

ハイレモンとヨーグレットのグミの画像

昭和生まれならおなじみのハイレモンとヨーグレット。しかしその「グミ」ですよ!

 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

 いつもレストランやレシピを細かく書いていますが、今日は趣向を変えてわたしの好きな駄菓子(グミ)をご紹介します。

 グミ、小学生の頃から大好きで。しかし令和に入って、グミはさらに進化していました!

アメ横で新種のグミを発見し、驚愕!

グミの画像
アメ横の風景
アメ横の「おかしのまちおか」で発見し、驚愕!

 我が家はときどき、上野のアメ横に行って散策します。

 まだ寒かった時期にアメ横で、娘が好きな「おかしのまちおか」の買い物に付き合っていたときのこと。

 自分のお菓子はまったく買う気がなかったものの……店内をぶらぶらしていたら、グミの中で大好きな「コロロ」のいちご味を見つけ、さらに近くに「ハイレモン」と「ヨーグレット」のグミを発見して驚愕!

ハイレモンとヨーグレットのグミの画像

若い世代は知っているかな、昭和のラムネ。あの甘酸っぱい味はグミでも同じでした。

 「ハイレモン」と「ヨーグレット」、しかもその「グミ」ですよ!

 若い人は知っているかな……昭和生まれは懐かしい、甘酸っぱいラムネ菓子。1箱80円くらい?で買えたのかな。小学生時代、100円玉をにぎりしめて買って、遠足に持っていきましたよ。

 今、そのグミバージョンが出ているんだー。

ハイレモンのグミの画像
ヨーグレットのグミの画像
グミになるとラムネより色はより濃いめ

 さっそく家で試食。

 ハイレモンもヨーグレットも、サイズは元祖のラムネとほぼ同じ。味も再現されています。

 ただラムネの円盤状とちがい、ころっとした球体で、グミなのでもちもちした食感なのです。面白い!おいしい!と興奮しながら食べました。

コロロのいちご味の画像
コロロのいちご味の画像
フルーツ系グミで一番おいしいと思う「コロロ」。そのいちご味!たまりません。

 一緒に買ったコロロ。

 コロロ、食べたことありますか?すごくジューシーな食感でフルーツ系グミの中で一番おいしいんじゃないかと思う。

 マスカットやオレンジなどいろんな味が出ていますが、そのいちご味(「あまおう苺」)ですよ!たまらん……。

 食べてみると、やっぱりいちご味もぷるっとしてジューシーで。グミというよりゼリーに近いんじゃないかと思う食感でした。最高です。

地球の歩き方」グミ

「地球の歩き方」ブランドのお菓子の画像

老舗旅行ガイドブック「地球の歩き方」とのコラボ菓子。台湾版はグミ!

 そして最近見つけてびっくりした、もう一つのグミも紹介させてください。

 ある駅の売店でたまたま「え、『地球の歩き方』のお菓子が出てる!」と驚いて購入。

 「地球の歩き方」は、これまた昭和世代にはおなじみの歴史ある旅行ガイドブックです。海外旅行が決まると、この黄色い表紙の本を買って、現地まで持って行ったものです。

 さらにわたしは独立前、ダイヤモンド社のグループ出版社に勤めていて、思い入れがあって。「地球の歩き方」って、今は完全に別会社になりましたが、前はダイヤモンド社グループのダイヤモンド・ビッグ社の看板書籍だったのですよー。

独特の硬さと香りがクセになる「台湾編」の杏仁豆腐味グミ

地球の歩き方のお菓子の袋

地球の歩き方」台湾版は杏仁豆腐味のグミ。

 前置きが長くなりましたが、食べてみました。こちらの「台湾版」はグミなのです。それも杏仁豆腐味。いやー、そそられます!

地球の歩き方の台湾版のグミの画像

地球の歩き方の台湾版のグミの画像

杏仁豆腐の香りで、硬めのもちっとした食感。

 香りは完全にデザートの杏仁豆腐。食感は、ちょっと硬めでもちっとした食感。変わってますねー。でも独特の歯ごたえや香りがクセになりそう。ハマって、あっという間に食べてしまいました。

イタリア版はひと口ティラミス風チョコ

地球の歩き方のお菓子の袋

イタリア版はグミでなくてチョコレート。

 ちなみにイタリア版はグミでなくてチョコレートです。ティラミス風のひと口サイズのチョコレート。

地球の歩き方のイタリア版のチョコレートの画像

地球の歩き方のイタリア版のチョコレートの画像

コーヒーとマスカルポーネのチョコレートが二層になっている

 コーヒー風味とマスカルポーネ風味のチョコレートが二層になっているもの。すごい工夫がこらしてある!

 わたしは元々チョコレートに興味がなく(すみません)、台湾のグミほどそそられなかったのですが、これはこれですばらしいですよね!

 クリート株式会社というお菓子の専門会社と、地球の歩き方がコラボして作ったそうです(公式リリースより)。面白いなあー。

グミ好きの原点はコーラアップ

コーラグミの画像

グミ好きの原点になった昭和のコーラグミ。「西武園ゆうえんち」で見つけました。

 ちなみにわたしのグミ好きの原点は、小学生の頃に食べた「コーラアップ」というコーラ味のグミです。

 オブラートのフィルムが貼ってあって、食感も面白かったし、刺激感のあるスパイシーなコーラ味がアメでもガムでもない、新しい形のお菓子で食べられるんだ!とワクワクしたものです。

 コーラアップ自体は今もスーパーで売っているけれど、小学生のときに食べた感じと、なんか違うんだよなー……と思っていたら、当時の味に出会えました。

 去年の秋、西武園ゆうえんちに行った時に駄菓子屋さんで売っていたもの。昭和のコーラアップをもう一回食べたいかたは、ここにありますよ。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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