食の取材歴19年のフードライター。レストランとレシピ研究に人生賭けてます。イタリアンと魚が特に好き。

いままで自分の人生に影響を与えた本(高校〜大学時代)

高校時代

先日アップした「いままで自分の人生に影響を与えた本(小学生〜中学時代)」、
自分のメモとして書いたので、きっとだれも読まないでしょ、と思っていたのに意外にも高アクセスでびっくり!
夏休みの読書感想文があるから、タイムリーな話題なのかな?

というわけで、高校・大学時代に読んで好きだった本を紹介します。

小学校から本の虫でしたが、高校・大学と進んでも相変わらず本はよく読んでいました。
マンガもテレビドラマも映画も大好きだったけれど、やっぱり時間をかけて、目も頭(想像力)も働かせて読んだ本は、体にじわーっと残る深い感動があります。

日本の作家は、純文学から現代小説、エッセイまでむさぼるように読んだ。

高校生から電車通学になったので、読書は主に電車の中で。ジャンルはばらばら。だけど、どれも「おもしろいなー、ああもう、次の駅で降りなきゃいけない!」と通学中によく思っていました。思い出した順に紹介します。

『流転の海』 宮本輝著

太平洋戦争後のある商売人の話。でも実は親子の絆の話でもあります。物語なかばのある1行で、電車内で号泣。

 『悪女について』 有吉佐和子著

小説って、リズムがよくて内容がおもしろいと、マンガのような速さで勝手に読めちゃうんだ、と感動した作品。『恍惚の人 』、『華岡青洲の妻』も同じ有吉作品で相当おもしろいですが、最初に読むならこの「悪女」がおすすめです。

『痴人の愛』 谷崎潤一郎 著

大人の情事の話を、高校生で読んでしまったわたし(笑)。でもこれも純文学ながら、本当に難解さがなく、すらすら読めます。大正時代の作品ですよ!信じられないほど文体が読みやすいです。

『茉莉花茶を飲む間に』 林真理子著
茉莉花茶を飲む間に (角川文庫)
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わたしの中の「第一次林真理子先生ハマり期」、始まります。バブル期のトップモデルの話。
林真理子作品はいろいろ言う人もいるけれど、あの“1行目からスーッと引き込まれ、いつのまにか続きを読んでしまう”なめらかな文体・・・自分がライターとして雑誌に書くプロになってからも、本当に憧れました。

『葡萄が目にしみる』 林真理子著
葡萄が目にしみる (角川文庫)
林 真理子
角川書店
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「高校時代に読んで欲しい林真理子作品」の、最高傑作ではないかと思えるこの「葡萄が目にしみる」。大人からするとたいしたことではないんだけど、10代ならではの葛藤、この時期にぜひ読んで、胸をかきむしられてほしいなあ。この経験が、大人になって生きる心の地力を作ると思います。

『無印良女(むじるしりょうひん)』 群ようこ著(および「無印」シリーズ全作)
無印良女 「無印」シリーズ (角川文庫)
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群さんの作品も、ほぼすべて完読しましたね。エッセイが秀逸。「無印◯◯物語」と無印シリーズはいくつかあり、全部おもしろいです。

無印結婚物語 「無印」シリーズ (角川文庫)
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無印失恋物語 「無印」シリーズ (角川文庫)
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「外国小説の原作を読んで、映画を見る」にハマる

そして、海外の小説(翻訳)もかなり読みましたね!「原作を先に読んで、映画を見る」のにめちゃくちゃハマった時期がありました。
翻訳小説って、カタカナの長い名前や地名が読みづらいんですが、それを頑張って乗り越えて映画を見ると、頭で想像してた世界がバーっとビジュアル化されるのが非常に楽しかった。
映画は当時大ヒットした超定番ばっかりですが(^^;…小説はまた読み応えがあって、おもしろいですよ!

『シンドラーのリスト』
シンドラーズ・リスト―1200人のユダヤ人を救ったドイツ人 (新潮文庫)
トマス・キニーリー
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『マディソン郡の橋』
マディソン郡の橋 (文春文庫)
ロバート・ジェームズ ウォラー
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『僕の美しい人だから』
ぼくの美しい人だから (新潮文庫)
グレン サヴァン
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『ジョイ・ラック・クラブ』
ジョイ・ラック・クラブ (角川文庫)
エィミ タン Amy Tan 小沢 瑞穂
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『ショーシャンクの空に』(の原作が入っている本『ゴールデン・ボーイ』)
ショーシャンクの空に [Blu-ray]
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この映画、知らない人は本を読まなくてもいいから映画だけでも絶対に見て欲しい!Amazonプライム・ビデオ では無料です。

この「「ショーシャンク」の原作小説の、『刑務所のリタ・ヘイワース』が入っている本が、これ↓

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)
スティーヴン キング
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もう一つキング作品、『ミザリー』
ミザリー (文春文庫)

ミザリー (文春文庫)

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めっちゃ怖いです。女性が怒るとこうなる(笑)映画も怖いけれど、本で想像する怖さはそれ以上。

小説単体でも好きだった海外ミステリ作品

わらの女 【新版】 (創元推理文庫)
カトリーヌ・アルレー
東京創元社
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映画は見ずに、小説単体として好きだった『わらの女』

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
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『そして誰もいなくなった』など。誰もいなくなったは、この前日本で、仲間由紀恵主演でドラマ化されましたね!
やっぱり名作は時代が変わってもおもしろいのだ。
この2作、高校生のとき「この後、どうなるんだろう!!」とドキドキしながら読んだ名作ミステリーです。

最後に、やっぱり大好きだった「赤毛のアン」

赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―(新潮文庫)
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子供向けの絵本も、映画もいろいろ出ているけれど、「赤毛のアン」は10代後半に小説でやっぱり読んで欲しいです。
人として大事なことは、すべてこの本に書いてあると思っています。

先日、打ち合わせで若い女の子が「わたし、プリンス・エドワード島まで行ったことあるんですよ!赤毛のアンは読んだことないんですけどね」とさらっと言っていて、「アナタはなにしにカナダまで行ったんじゃ!」と怒りました(笑)もう、あの感動的なセリフの数々を知らずに、現地まで行ったなんて…もったいなさすぎる!!(>_<)

書き出してみるといっぱいあるなあ。
そしてリストアップしただけで、当時考えていたことまで、なんとなく思い出しました。読書は脳内タイムマシンです。
次は「人生に影響を与えた本 20代シリーズ」、書いていきます。

 

 

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