フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

手作りエッグタルト/人生に大切なことは、すべて○○から学んだ

昨日も書きましたが、11月最終金曜日をもって週3表参道プロジェクト完了。最終日、直接お仕事した方々にお菓子を手作りしてお渡ししました。エッグタルトです。20個くらい一度に焼いたので型が足りず、丸型、花形など総動員(^-^;

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■市販のパイシートに、カスタードクリームを詰めてこんがり焼くだけ。実はクッキーより簡単だし、焼き込んであるので傷みにくいし、カスタードクリームなのであまり好き嫌いもない。感謝の気持ちとともにお渡しするには、我ながらよい選択だったのでは…?なんてヽ(´▽`)/

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■昔買ってあったリボンと、袋に詰めて。女性だけ2個入り。お菓子って焼き上がった瞬間は「こんな全然見栄えがしないもの、とても人になんてあげられないっ!」と思うのですが、完全に熱を冷まし、こうしてラッピングすると不思議とそれなりには渡せる形になります\(^0^)/

■お菓子も渡し、そして最後、皆さんが「ありがとうございました、お疲れさまでしたー!!」と、いっせいに立ち上がってご挨拶してくださり、ちょっと感激して泣きそうに(さすがにいい年なので、泣きませんでしたが)。
しかし「人生で大切なことは、すべて○○から学んだ」というような本が結構出てますが、本当にわたし、この30代の後半も後半にして、仕事をするうえで、社会で生きるうえで大切なことをこの会社から学ばせていただいたように思います。

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・自分がドアを開けて通るときは、次の人のために必ず押さえておくもの。
・エレベーターにほかの人と同乗したら、降りる階を聞いてボタンを押してあげるもの。
・両手に荷物を持った人がいたら、すぐ走ってその人のためにドアを開けてあげるもの。
・大して顔見知りじゃない人でも、すれ違ったら笑顔で会釈。
・自分の伝えたいことを後輩がなかなか理解しなくても、決して激高しない、ゆっくり、次はさらにわかりやすく誠意をもって伝える。
・誰かが戸惑っていたら、まったく面識ない人でも「どうしました?わかります?」と声がけ。

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こうやって書くとどれも当たり前のことなんだけど、日本の会社で男性、特に上役の男性が、自分の後ろを歩く若い女性社員のために社内でドアを押さえておいてあげる、両手がふさがっている女性を見て、男性が先走りでドアを開けてあげる場面…いったい、何社で見られるのだろうか…?

■ここで半年間お手伝いするうち、わー、そうなんだ、そうだよねえ、とハッと気づかされることの連続で。皆さん誰もが自然に、当たり前のこととしてやっていて、そんな輪が広がっていて…
もう、学校でも新人研修でも決して教えてくれない、大切なことを社会人も年季が入ったいま、あらためて学ばせていただきました。短い間でしたが、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
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