英ロンドン発、東京に住む外国人や、来日する海外観光客向けの情報を集めたメディア『TimeOut TOKYO(タイムアウト東京)』にまた特集記事を2本、続けて書きました。
どちらも日本人の大好きな「タマゴサンド」についてのレストラン記事です。2本とも今月公開されたばかり。
全部で12軒あり、11月と12月はひたすらタマゴサンドイッチを食べ続けていましたね。太りました…(汗)
伝統・タマゴサンドと新生・厚焼きタマゴサンドがサンドイッチ界の二大潮流
今回書いたのはこちらの特集記事2本です。まずは「東京、タマゴサンド6選」(2020年1月15日公開)。
いわゆる日本人が思い浮かべる、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えたフィリングを、パンに挟んだもの。
6選の中で「タマゴサンドだけを扱うサンドイッチ店」なども紹介しました。
インパクト大のサンドイッチを出すことで有名な「アメリカン」(東銀座)のタマゴサンド↑↑も入れましたよ!
もう1記事が「東京、厚焼きタマゴサンド6選」(2020年1月24日公開)。
厚焼きタマゴサンドと言えば、元築地市場場外の「松露サンド」が有名です。
なので「新生」感は薄いかもしれませんが、実は厚焼き卵を挟むサンドイッチは、4〜5年前から新店が次々オープンしているのです。
世界的にも日本のタマゴサンドは注目されていて(目玉焼きや、スライスしたゆで卵をパンやハンバーガーにのせるメニューは結構あるが、つぶしてマヨ和えするのは日本だけ)、結構これらの記事、公開後いろんな人に見ていただけたようです。
厚焼きタマゴサンドに新たな感動がありました
昭和生まれの私自身は、「タマゴサンドはつぶしてマヨ和えに限るでしょ」と、取材前は「厚焼きサンドのおいしさ」に懐疑的だったのですが、いろいろ試食しているうちに、新たな感動がありました。
今回掲載した店はどこも好きだったのですが、特に「これはおいしい!」と思ったのがCAMELBACK(キャメルバック)sandwich & espresso(千代田線・代々木公園駅から徒歩5分)で出す『すしやの玉子サンド』(450円)。
画像のとおり片手で持てるくらいパンは小さめ、正直「ちょっとお高めなのでは…」と最初は思ったものの。
ひと口食べるとパンは熱々でカリッともちもち、バターがよく効いて卵焼きは本当にほんのり甘くて、パンとの組み合わせが最高!「なるほど、これが厚焼きタマゴサンドのおいしさか!」と合点したのです。
ここはコーヒーもおいしいので、こんな風に住宅街に突然ポツッとあるんですが、人の入りが絶えません。
オシャレ女子や外国人のお客もちらほら…代々木公園にピクニックに行く前に寄ってもいいんですが、この『すしやの玉子サンド』を買いにわざわざ行く価値はあると思います。
ちなみにここまで歩くのがめんどくさい人は、代々木公園駅を降りてすぐの場所にCAMELBACKの2号店がありますよ。
でも2号店と1号店の間にも、楽しげな店がいろいろあるので、散歩コースにもおすすめです。
家でタマゴサンドを作るときのグッズの進化がすごかった
そして取材をしているうちに自分でタマゴサンドも作りたくなり、検索したら…こんなタマゴサンドを作るための便利グッズが、世の中に登場していてビックリ。
昭和世代のタマゴの調理器具と言ったらコレ↑だと思うのですが、
いまはコレ!貝印から出ている、「タマゴサンド用のゆで卵を素早くつぶすツール」。
あとタマゴサンド専用のレシピ本もありました。店で食べるのも、作るのも、奥が深いタマゴサンド…。
懐かしくてホッとするあの味、なんか食べてみたくなりませんか?タイムアウトの記事もぜひお立ち寄りください〜。
「東京、厚焼きタマゴサンド6選」(2020年1月24日公開)