フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

予約が取れないモダンフレンチ「LAS(ラス)」@青山

■現在、ほぼ3年周期でやってくる「家の収納やり直したいモード」大展開中です。片付いてないのは嫌いだけど、片づけや収納が体質的にとても苦手な私。自力ではイメージつかないので、エキスパートの方々の片づけ本をいろいろ研究し、いまクローゼットを再度組み替えなおしています。その話はまた後日アップ予定。

■さて本題。先日、予約が取れないと食好きのいろんな人から聞いた表参道のフレンチ「L’AS(ラス)」に行ってきました。仲良しで、我が家のインテリアも大変お世話になっている、インテリアコーディネーター岩崎裕子さんとの女子2人ディナー。青山近辺がいいね、と事前にメールで相談していて、ふと思い立って、月曜日の夜9時に予約電話をしてみたら、あっさり予約できた!

Photo■ということで行ってきました!ナチュラルなウッド調の、シンプルでシックな店内。水曜日ですが店内満席。さすが人気の店だ。テーブルに着くと、自分のおなかの引き出しにカトラリーとナプキンが入っています。最初からおおっ!と、今風にいうと「持って行かれる」感じ(*^-^)

Photo_2■コースは¥5,250のおまかせコース1本。前菜から自分で選ぶのも楽しみだけれど、今回のような「じっくり話したい女子会」では、この方が会話に集中できて楽だしありがたい。ワインも同じく¥5,250で、お店のソムリエに料理に合わせたワインを5杯サーブしていただけるというドリンクコースがあり、もうますますありがたい(。>0<。) 料理+ワインで¥10,500の最初から明朗会計、とてもよいと思います!
で、これは一番最初にでてきた「ミモレットのひと口コロッケ」。ミモレットチーズの濃厚な凝縮感がもちろんおいしいし、ひと口でパクッ、というのがまた会の始まりの高揚感を盛り立ててくれます。

Img_3285■2品目はL’ASの名物というこれ。紙に包まれてナゾ……

Img_3286■「フォアグラのクリスピーサンド」!

Img_3287■パクッ。フォアグラが挟まったアイスクリームサンドのよう。おいしいし面白いよ(^o^)/

Img_3291■「ゆり根のスープ」。ミルキーなとろける液体の中のシャリッ、が美味。

Img_3292■「生なすのサラダ」。ああ、なすの説明聞いたけど忘れてしまった。フルーツのようにみずみずしくて甘いなすでした。上のサラダはビネグレットの普通のリーフサラダ。

Img_3293■パンも出てきてワインもするする出てきてああ楽し(≧∇≦) 女子話も盛り上がってきます。

Img_3295■魚のメイン、「あいなめのグリル」。下はうにと山芋のソース。和とフレンチのミックス。

Img_3296■肉料理、「鴨肉のロースト」。塩とオリーブオイルのみ。鴨がこってり濃厚なので、シンプルな調理法がとても合う。

Img_3297MONTAGNE SAINT-EMILLION Chateau Faizeau (シャトー・フェゾー) 2002
鴨肉に合います、とサーブされた赤。重めだけどカジュアルに楽しめるボルドー赤メルロ―。確かに!!ここまできて、私は全品おいしく楽しめるこの量がよかった。

Img_3298■デザート前の口直し。「トマトのコンポートジュレ」。冷たい、やわらかいジュレをひと口ずつスプーンですくって。トマトも野菜ではなく、ピーチやアプリコットのような味わい。

Img_3299■デザートは「チョコレートソースがけのラズベリーのソルベ」。おなかにちょうどよく収まる量で、ワインもぴったり合うものが次々とサーブされ、大満足でした\(^o^)/
裕子さんと話が盛り上がって、私たちは最後から2~3組くらいまで残っていたのだけど、私たちの2つ隣のテーブルに、ずーっと某有名タレントさんがいました。ベテランの方。
その後、ほぼラストオーダー間際に、そのタレントさんの後輩(同じく有名人)が入店し、同じテーブルに合流。うわー、テレビ上だけでなく、プライベートでも仲いいんだ、と驚いたのです。って、余談ですが……
普段のダイエットは完全に横に置き、久しぶりにフルコースを楽しんだ夜でした。こういう息抜きも大事ね(^-^; 随所に新しい仕掛けがあり、楽しいフレンチでした。予約は月曜がおすすめかな?
L'AS (ラス) 」
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