「（市販のトマトソースで作る）夏野菜とウィンナーのパスタ」

■週末のお昼は土日とも、ほぼ必ずパスタを作ります。なんでだろう？でもここ１０年くらいの習慣なので、慣れたもんです(^-^;　木・金あたりから「土日のパスタの具はなに買っておこう」と考え出します。初期の頃は作る際、びくびくして「パスタをゆで上げるタイミングで、いったいどうやってぴったり具材が仕上がるんだ？？」と、心配したりあたふたしていたのですが、最近は最後の仕上げ時以外は、あまり集中しなくてもたいていうまく行きます。

■１０年間、いろいろなレシピをしっかり見ながら毎週末作り続けてわかったポイントは、大きく言って３つです。①ソース用の具を切って準備しながら、まずは何より先にゆでる湯を沸かし始める（湯は２Lくらい大量に要るので、沸かすのに意外に時間がかかる　②ソースが半分くらい仕上がったところで（＝ソースの完成が見えてきたところで）、パスタをゆで始める。以上が、あまりレシピ本に通常書いていないのですが、私自身が気づいた点。
あとこれは基本ですが、③にんにくは冷たいフライパンと冷たい油から入れて、そこから初めて火をつける（温まった油とフライパンに入れると、にんにくの香りとうまみが出ない）。これはいろんな本に書いてあります。が、意外とやっていない方が多いので一応。

■これを守るとだんだん何を作っても「お、これはなかなか(o^-^o)」というパスタが自力で作れるようになり、難しそうなソースにもいっぱい挑戦したくなります。それで、ちょっと前はトマトソースでもバジルソースでもイカスミソースでも、なんでも自前で作っていました。自家製ならではの塩分の少ない、軽くてすっきりした味わいはおいしいですが、最近はそこまでがんばって肩ひじ張らなくても、とこうした「市販×たっぷり自家製の工夫をちりばめた」レシピを考えようかと。今回はこのアンナマンマのソースに、野菜をうんとたっぷり入れたもので。ソースができていると気も楽です。

■ちなみにダイエット的には、自家製パスタはとてもよいです。パスタ料理で一番太る要因は大量のオリーブオイルとパスタの量。私は料理雑誌で何度もイタリアンの取材に立ち会いましたが、レストランでは油を１人分に大さじ３～４くらい入れています。パスタの口当たりがなめらか、まろやかになりオリーブオイル由来のうまみも重なってとてもおいしいのですが、油大さじ１は１２０kcal。１日１５００kcalにとどめたい女性ダイエッターには、油だけで４８０kcalも持って行かれてはとてもツライ！家なら油をおいしいと感じられるギリギリの量（２人分で大さじ１～１と１/２）でおさえられるし、パスタも７０ｇも、多くはないけどたっぷりの具材を使うことで全体量をカバーできる。

■これを作った日は、パスタの量をさらにちょっとおさえめにしたので、ワインを１杯飲んでしまいました(^-^;　いや、よく行っているスーパーのワイン売り場で、あまりにもおいしそうで。しかしスーパーでは特売で１，２８０円だったのに、楽天の最安値ショップでは９６８円で売ってるよ＼(;ﾟ∇ﾟ)/　Cono Sur RESERVA ESPECIAL CHARDONNAY ２０１２（チリのコクうま白）→（楽天のショップはこちらをクリック.）　ワインは１杯８０kcalです。

「（市販のトマトソースで作る）夏野菜とウィンナーのパスタ」一人分約５３９kcal　
【材料：２人分】
・パスタ　１４０ｇ（１．７ｍｍ程度の中太タイプ）
・市販のトマトソース
（トマトベースならばガーリック入り、バジル風味などなんでも）　小２/３～１びん
・にんにく　1片（つぶす）
・ウィンナーソーセージ　小２本
・ズッキーニ　１/２本
・パプリカ　１/２個　（できれば黄パプリカが色がきれい！）
・なす　小２本
・オリーブ油　大さじ１と１／２
・塩　適量

作り方
パスタのお湯をたっぷり沸かし始めます。ソーセージを１ｃｍの輪切りに、なす、パプリカ、ズッキーニを１ｃｍ角切りに。
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ香りを出し、ウィンナーを入れて炒め、油が出てきたらパプリカ以外の野菜を入れてしんなりするまで炒めます（パプリカは最初から入れるとへたるし苦味が出やすいので後入れで）。

油が全体に回ったらパプリカを入れてざっと炒め、トマトソースを入れて中～強火で２分くらい煮る。一度火を止め、沸かした湯に塩を入れてパスタをゆでて、再度フライパンを加熱してパスタを入れてよくあえてできあがり。