食の取材歴20年のフードライターです。日々レストランとレシピを探求中です。イタリアンと魚が好き。

[レシピ]トマトとバジルで「冷製パスタ」を絶対にうまく作るコツ

トマトとバジルの冷製パスタ

夏が近づくと、ざるそばや冷やし中華など冷たい麺を食べたくなりますよね。イタリアンでも「冷製パスタ」がおいしい季節ですが、自分で作って食べたことはありますか?手順も材料もシンプルですが、コツを知らないと水っぽくなってしまいます。「これを知っておくと絶対うまくいく」というポイントを紹介します!

コツ1:パスタのゆで時間は「袋の表示プラス1分(長めにする)」が鉄則

パスタをゆでる

普通の温かいパスタは、芯を残したアルデンテに仕上げるため「袋の表示時間マイナス1分」で引き上げます。

しかし、最後に冷水でしめる冷製パスタでは、早めに引き上げてしまうと固すぎます。「プラス1分」にするのがコツ。最初は「こんなに長くて大丈夫かな?」と心配になりますが、ちょうどよい弾力に仕上がります。

コツ2:ソースをあらかじめ作って冷やしておく

トマトとバジルの冷製パスタ

生ぬるいとおいしくないので、まずはじめにソースを作り、できるだけ長めに冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

冷やす時間は最低でも20分。ソースをきちんと冷やせば、麺の冷たさと合わせて、とてもおいしく食べられます。

コツ3:「スピナー」で完全にパスタの水切りをする

冷製パスタの水切り

冷製パスタは、長めにゆでた後、氷水に取ってしっかり冷やします。そして大事なのが、「水気をきっちり取ること」。麺に水気が残っていると、せっかく作ったソースもうまくからまず、味わいも水っぽくなっておいしくなくなります。

サラダスピナー

水切りは、パスタはそばやうどんと違い、ざるでパッパとはらうだけでは、不十分です。こうしたサラダの葉っぱ用の水気を取る「スピナー」が最適です。サラダにも使える上、冷やし中華を作るときの水気も、同じ要領で完全に取れるので一台あると非常に便利。

100円ショップでも売っていますが、このアメリカのブランド「OXO(オクソー)」のスピナーは、グリップ部分が持ちやすく、プロの料理研究家にも愛用者が多いです。

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OXO (オクソー)
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コツ4:にんにくは生で使わなくてもおいしく作れる

トマトとバジルのパスタ

「冷製パスタ」のレシピを調べると、だいたい書いてあるのが「生のにんにくのすりおろし少々を入れる」という作り方。ソースに、にんにくの風味は付けたいですが、生にんにくを食べると少量でも、強烈に残ります。

その後は人と会う用事が作れなくなるため、冷製パスタでも「にんにくオイルを作り、冷ましてから使う」というやり方が絶対おすすめです。

ソースの具材はトマト、バジル、にんにく、唐辛子だけ。

ということで、レシピを解説します!

《トマトのバジルの冷製パスタ》

材料(1人分)

トマトとバジルのパスタ

*パスタ 80〜90g(好みのもの、できれば1.4mmなど細め)
*にんにく1片(みじん切り)
*唐辛子1本(半分に追って種をとる)
*プチトマト赤・黄 各3〜4個(たて4等分に切る)
*バジルの葉 3〜4枚
*オリーブオイル・塩・こしょう(粗びき黒)

作り方 

トマトとバジルのパスタ

1)フライパンににんにく、唐辛子、オリーブオイル大1と1/2を入れ、弱火で香りが立つまでじわじわと炒める。

にんにくオイル

2)火からおろし、小ボウルなどに一度移す(温度を急激に下げられる)

トマトとバジルの冷製パスタ

3)別のボウルに入れ、トマトと塩小1/4とこしょうも入れてよくまぜ、冷蔵庫で20分以上冷やす。ステンレスのボウルが、冷蔵庫の冷気が伝わりやすいのでおすすめです(これは10年以上愛用している柳 宗理のステンレスボール 19cm

パスタをゆでる

4)パスタをゆでます。湯を沸かして塩を入れ(1Lに大1が目安)、パスタの袋の表示+1分多めにタイマーをセット。この間に氷水を用意する。

冷製パスタ

5)タイマーが鳴ったらパスタをあげて氷水でよく冷やし

冷製パスタの水切り

6)スピナーにキッチンペーパーをしいてからパスタを入れ、

冷製パスタの水切り

何度もかけてしっかり水気を切る。ペーパーがないとどんなにかけても水気が残るので重要ポイントです!

トマトとバジルの冷製パスタ

7)冷やしておいたソースのボウルに合わせてよくまぜる。好みでオリーブオイル(分量外)を最後にさっとかけるとプロっぽい味になります。(もこみちの「追いオリーブ」ですね)

ソースだけ冷蔵庫に冷やしておけば、夏のおもてなしにぴったり

トマトとバジルの冷製パスタ

ソースさえ作っておけば、あとは食べる直前に麺をゆでて、合わせるだけなので意外とおもてなし向きのレシピです。

ゲストが来る前にソースを仕込んで冷蔵庫で冷やしておき、前菜を食べてから、「では次にパスタを」と出すと流れるような作業で出すことができます。

 

冷製パスタの作り方、いつものご自身のやり方と比べていかがでしたか?絶対うまくいく4つのコツをご紹介しました。これで水っぽくならず、おいしく作ることができます。夏前の暑くなり出す時期から、ぜひ作ってみてくださいね。

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