食感もっちり、ネギの辛味と甘じょうゆ味がやみつきに
*本記事ははてなブログの企画:今週のお題「朝ごはん」に参加しています。
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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。 今日は「蛋餅(ダンピン)」の作り方を紹介します。
昨日の記事(「暑い日も寒い日も体がととのう、台湾の簡単豆乳スープ『鹹豆漿(シェントウジャン)』の作り方」)に続き、台湾の定番の朝ごはんレシピです。
台湾では朝食を外で買って食べる人が多いそうで、街中の屋台ではどこでもこれを焼いていました。初めて食べたときは衝撃!
ねぎや漬物入りの薄い卵焼きと、クレープのようなもっちりした生地を重ねて巻いたもので、シンプルですがなんとも言えないおいしさなのです。日本の材料で簡単に作れるので、考えた台湾の人はすごい!
ただ、仕上げにかける「とろみじょうゆ」という台湾の甘口のしょうゆだけ、ネットや専門店でしか手に入らないので、レシピの最後に代用品を解説しておきます。
「蛋餅(ダンピン)」の作り方
■材料(1人分)
・卵:1個
・小ネギ:少々(小口切り)
・市販のたくあん:小さじ1 ※入れなくてもOK、コーンやハムのみじん切りでも。
・サラダ油:小さじ2
・甘じょうゆ:適量
[A]
・薄力粉:大さじ3と1/2(ふるう)
・強力粉:大さじ3と1/2(ふるう)
・塩:ひとつまみ
・片栗粉:小さじ2
■作り方(所要時間:15分)
(1)たくあんを5分ほど水に浸け、塩抜きする。ザルにあげて水気を切る(食べてしょっぱすぎなければ、しなくてもOK)。
(2)生地を作る。Aの材料をボウルに合わせ、水1/2カップを少しずつ加えてまぜる。
フライパンに油少々(材料外)を熱し、クレープを焼く要領で両面がカサッとするまで弱めの中火で2〜3枚分焼く。皿に取り出しておく。
(3)ボウルに卵を溶き、ネギと1のたくあんを入れ、2と同じフライパンにサラダ油を熱し、流し入れる。
(4)卵の表面が固まらないうちにすぐ2の生地を重ね、ヘラでむぎゅっと押しつける。裏返し、粉の生地を外側にして両側から折りたたむ。
(5)食べやすい大きさに切って、甘じょうゆをかけたら完成!
具はネギだけは必須ですが、あとはたくあんでなくても缶詰のコーン、ツナ、ハムのみじん切り、とろけるチーズなどお好きなもので。
甘じょうゆは台湾の伝統調味料で、ネットや専門店でしか買えないので私は地元の大きめのスーパーで買った「あまくておいしいしょうゆ」(フンドーキン)で代用しています。
↑台湾と同じこの醤油があればベストですが、日本の甘口しょうゆでも。
ぜひ作ってみてくださいね!朝ごはんにも、小さなお子さんにも喜ばれる味です。なぜかおつまみにもピッタリ。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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