英ロンドン発、東京に住む外国人や、来日する海外観光客向けの情報を集めたメディア『TimeOut TOKYO(タイムアウト東京)』に特集記事を書きました。
2021年3月9日公開の「サステナブル特集 第5回:食品メーカーのサステナブルとSDGs〜美食の国ニッポンと 『もったいない』の解決」です。
15年前からサステナブルに取り組んでいた老舗食品メーカーがあった!
ずっとタイムアウトで書いてきた「日本の食品ロス問題を業界のプロに聞く」というテーマですが、5回目の今回がいよいよ最終回。
1795年創業の兵庫県の老舗食品メーカー、日本丸天醤油の延賀海輝(のぶが・みなき)代表取締役社長に取材(オンライン)して、記事にまとめました。
“マルテンしょうゆ”として、しょうゆ本体だけでなく、ポン酢、めんつゆなど関西ではさんは熱烈なファンの多いメーカーさんです。
同社では、原料のカツオ節をそのまま廃棄せず肥料にしたり、工場内で出る排水をバイオ処理(微生物を使って水をきれいにしてから下水に流す)したりと、2000年代初頭からサステナブルに取り組んできたとのこと。
しょうゆ醸造の技術を応用して農家の食品ロスも解決
最近ではしょうゆ醸造の技術を使い、食品ロスを活用する「YASASHIKU(やさしく)ジェラート」を開発。
果物農家で出る、贈答品用の高級フルーツの食品ロス(味は問題ないのに形がそろわず規格外になるもの)を使ったジェラートなのですが、これが本当においしいのです。
詳しくは記事にまとめました。
前後編2記事の予定がシリーズ全5回の大作に
当初はサステナブル特集として「前編:海の資源を守る編」と「後編:食品ロスを考える編」と2本の記事だけを考えていました。
が、いろいろなつながりで映画、ミシュランシェフから日本マクドナルドさん、そして今回の食品メーカーまで各業界のインタビューが実現し、全5回の大作に。
サステナブルを意識して生活することは、令和3年を生きる大人はもう避けて通れない時代になりました。
ぜひ、読んで少しでも知っていただけたら嬉しいです。
タイムアウト東京
「サステナブル特集 第5回:食品メーカーのサステナブルとSDGs〜美食の国ニッポンと 『もったいない』の解決」
注:今回、記事を執筆制作した原稿料は出版社から正しく受領しておりますが、取材先各社からのタイアップ広告費はいただいておりません。