フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

祝!著書【『フードライターになろう!』(青弓社刊)】本日発売です!

書籍「フードライターになろう!」の表紙画像

(c)asanoyoko.com

日本初の「フードライターのための丸ごと1冊職業ガイド」

食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

本日2022年12月26日、私の著書『フードライターになろう!』(青弓社刊)が発売となりました。

もう、ただただ感激です……。

「フードライターの仕事とはなんぞや」、という話から、フードライターにはどうやったらなれるのか、企画の立て方、取材・インタビュー術、文章術、「食べる」仕事をしながらダイエットする方法など、あらゆる情報を一冊にまとめた本です。

「フードライターのための職業ガイド」としては日本初!

「食の発信者」計17人(著書もある現役のフードライター、料理専門誌各誌の編集長、食品メーカーや五つ星ホテルなどの広報担当者、美食ブロガーさん)にもインタビューしました。

1年間かけて14万字(原稿用紙350枚分)を書き切りました!

最も力を入れたのは「文章術」の話。読書感想文や会社員のレポートにも使えます!

書籍「フードライターになろう!」の画像

出版社から届いた見本。初めて見た日は、泣いてしまいました (c)asanoyoko.com

フードライターをやっている、と自己紹介すると「おいしいお店いっぱい知ってるんですね!」とよく言われますが、職業ライターである限り、最も必要なのは「食への興味」よりも「文章力」だというのが私の意見です。

ネットやSNSを通じてレストランのレビューや食に関する発信は誰でも気軽にできる時代になりました。

が、我々フードライターが書く文章は、それとどう違うのか。

「おいしい」という言葉を使わずに行間から味や香りをあふれさせるテクニックや香りや味の用語集、短時間でうまく言葉を引き出すインタビュー術など、プロの情報を入れ込みました。

特に文章術の話は、「誰でも文章が書ける魔法の型」(私考案のオリジナルの型)や、骨太の文章を書くためのヒントなど、ノウハウをかなり力を入れて書きました。

文章を書くのが苦痛な方、中高生の読書感想文、食以外でも普通の会社員のレポート作りまで、広く応用できると思います!

書籍の話は、1本のブログ記事から始まった

日経新聞朝刊に掲載された書籍「フードライターになろう!」の広告の

日本経済新聞 2022年12月22日朝刊に出た広告 (c)asanoyoko.com

ところで「「どうやって本を出す」という話に至ったの?」と思う方もいるかもしれません。

それは版元の青弓社さんに、私のこのブログを見つけてもらったから。

2年前にブログに全力で書いたこの記事、「フードライター」とGoogle検索すると、いまだに検索1位に躍り出ます(笑)

asanoyoko.com

青弓社は「旅行ライターになろう!」「スポーツライターになろう!」など、「○○になろう!」という職業本をシリーズでたくさん出している出版社。

旅行ライターになろう!

スポーツライターになろう!

「『フードライターになろう!』という本を出そう」というプランは最初からあったそうで、誰を著者にするのか、という段階で、私のブログを見つけてくださったとか。

やっぱり、ブログで発信し続けることは超重要。

「死ぬまでに自分の本を出したい!」という方は、ぜひブログを書きましょう!

そしてそれが、検索上位に出るように工夫しましょう!そのためにはSEOや検索キーワードの勉強は欠かせません。

「著書を出す=フェーズが変わる」、そしてブログを書こう!

今回、「著書を出せることになった」と報告したら、たくさんの人が「おめでとう!」「やりましたね!」とお祝いの言葉をかけてくださいました。

出版業界は斜陽、紙の雑誌や本はオワコンと言われて久しいですが、やっぱりまだまだ「本を出す」=名誉でおめでたいことなのだ、と今回再認識しました。

そして本を出すためには、まず誰でもできることがブログ。

ブログもいろいろなSNSや動画が主流のいま、オワコン感が強いですが、ブログ→本を出す、という流れはまだしばらく続くのではと思います。

なので皆さん、ぜひブログを書きましょう!

この本の中でもかなり繰り返し伝えました。

Amazonなどオンライン書店のほか、リアル書店でも扱っていますので、ぜひお手に取ってくださいませ。

<こちらもどうぞ(過去記事)>

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