フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[旅の話]フードライターが4年ぶりに京都にひとり旅してきたメモ(買い物と観光編)

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久しぶりの出張、ひとり旅、京都訪問で感動した話

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

本当に久しぶりに一泊二日で京都へ出張(=ひとり旅)してきました。

 

最後に出張に行ったのはコロナ前、2019年秋の名古屋。

そして京都を訪れたのはそのさらに前、2017年夏でした。

 

今回の出張の目的は私の本の取材。

このテレワークまっさかりのなか、もちろんオンラインで取材もできたのですが……せっかくなので京都に自分で行きたい!と無理やり決行しちゃいました。

でも本当ーーーに、行ってよかった。

長いコロナ禍で忘れていた、いろんな感動を思い出しました。

忘れないうちに行った場所、買ったもの、食べたものなど旅の記録をまとめます(全3回)。

今回は「買い物&観光編」です。

出発前から品川駅の充実ぶりに度肝を抜かれる

品川駅の総菜売り場の画像

(c)asanoyoko.com

4月の平日の朝、娘を学校に送ってから出発。

品川発の新幹線だったのだけどかなり早く着いてしまい、駅構内の総菜売り場をぶらっと見たら……充実度にびっくり!(そこから?!)

品川駅の総菜売り場の画像

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品川駅の総菜売り場の画像

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いや、日本のデパ地下や駅ナカの充実度合いはフードライターとして知っております。が、品川駅ってこんなにいろいろすごかったっけ?

品川駅の総菜売り場の画像

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「関谷スパゲッティ」(中目黒の有名パスタ専門店)まで出店してる!

品川駅の総菜売り場の画像

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デザートの充実度合いもすごい!(接写なので許可をいただいております)
と、日本初訪問の外国人観光客のようにいちいち衝撃をうけてしまいました。

品川駅の画像

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時間が来て新幹線のホームへ。
またまた久しぶりで感動し、思わず写真を撮ってしまう(笑)

新幹線内の写真

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この日は夜たくさん食べる予定があり、お昼は控えめに。

前日に買っておいたおにぎり1個と、さっきの品川駅ナカでゲットした串焼き2本と、簡単にすませました。

京都到着後は食器を求めて歩きまくる

京都駅の画像

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2時間半後、正午すぎに京都到着です!

ああもう、このホームの表示だけで涙が出そうに。
久しぶりだー。

予約していた東横イン四条烏丸店にまっすぐ向かい、荷物だけ置いてさっそく出かけました。

行き先は、京都でずーっと行きたいと思っていた食器店2つです。

食器好きは京都訪問時ぜひ行ってほしい、おすすめ2店

1.TOKINOHA Ceramic Studio

トキノハの外観画像

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京都到着後、最初に向かったのはこちら、TOKINOHA Ceramic Studio(トキノハ セラミック スタジオ)

工房が集まっている清水団地にあります。

東京・千駄ケ谷のショップでトキノハのお皿を見つけて以来、ずーっと行きたかった京都の本家の工房。

トキノハの内観

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ああ、やっと来られた……(涙)

トキノハの内観

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そして美しい……。

トキノハの内観

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「京都の清水焼」というと、イメージするのは「和」「伝統美」ですが、トキノハさんのシリーズはすごく新しい感じなのです。

トキノハの内観

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色合いがなんとも、和とも洋ともちがう感じ。
現代的でセンスあふれる美しさ。
これが煮物をのせても、パスタを入れてもどっちもぴたりとハマるのです。

トキノハの内観

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そしてさらにすごいのは全部手作りで1点もの、というこの繊細そうなお皿が、ごく一部をのぞいてほとんど食洗機OKというところ。

トキノハの内観

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奥で職人さんが実際にろくろを回している様子も見られます。

ろくろを回したり、焼いたりと、陶芸体験もできるそうです(詳細はこちら)。

お皿好きはぜひ訪れていただきたいお店です。
私はまんまとここで散財してしまいました。ちーん(笑)

「TOKINOHA Ceramic Studio(トキノハセラミックスタジオ)]

烏丸線国際会館駅」近くには「HOTOKI」というカフェ併設の別ショップもあるようです。

ここも次回、ぜひ足を運んでみたいですねー!

hotoki.jp

 

2.なちや

なちやの外観の画像

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その足ですぐ移動し、次は東本願寺近くの漆器店「なちや」さんへ。
知らない人はここにお店があるのはわからないですね。

なちやの外観の画像

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こわごわ中へ。

なちやの内観の画像

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「どうぞどうぞ!」とドアを開けていただいたら……じゃーん!

なちやの内観の画像

なちやの内観の画像

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ああ、ここも来られて感無量(涙)
代官山のチェリーテラスでここの漆器にひとめぼれし、どうしてもお店に来たかったのです。

なちやの内観の画像

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美しい漆器たちにほれぼれ……

なちやの内観の画像

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なちやの内観の画像

(c)asanoyoko.com

いいものなのでお値段はそれなりですが、よく見ると「1枚500円」とか「1000円」とか、破格のものもいくつか発見。

これはやっぱりお店に実際に行かないと!

なちやの画像

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なちやさんの漆器がすごいのは、こちらもかなり大半の漆器が「食洗機OK」のところ。
店主の吉田修二さんいわく、「漆器は日常品。特別な日だけじゃなく、どんどん使ってほしいんだよね」とのこと。

そんなわけでここでも散財……汗

心の声が、

「トキノハでもあなた買い込んでたよね?」
「いやいや、せっかく京都来たんだし、こんな掘り出し物ないし!」

と私の脳内でわんわん議論していて、色んな意味で身がちぎれそうでした(笑)

なちやの店主の画像

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「吉田さんのお顔を撮らせてください」とお願いしたら「じゃあ、半分だけ」と(笑)

なちやさん、こちらも食器好きは京都訪問の際にぜひ!

「なちや]

 

ちなみにこの日は結構な雨だったので、タクシーを利用しました。

面白い運転手さんでいろいろ話し、「そんなに器がお好きなら、河井寛次郎記念館に行ってみたら?」と教えてもらいました。

ああ、行きたい〜。次ですね。

 

そしてこの日のプライベート時間はここで終了。
夕方以降の仕事に備え、ホテルにチェックインしました。

翌日、アポ前に金閣寺だけ観光する

金閣 鹿苑寺の画像

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次の日はお昼からアポがありましたが、せっかくなので午前中はどこか観光しようと。

すごーく迷ったけれど、高校時代に一度訪れて以来の金閣寺に行こう!と決定。

金閣 鹿苑寺の画像

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金閣寺は京都駅からバスで40分弱くらい。
京都市内はバスがめちゃくちゃ発達しているので、どこへでも行きやすいです。

そして金閣寺のあるこの鹿苑寺の庭園全体も1時間くらいでざっと見られるので「ちょっとだけ観光して帰りたい」という人にはおすすめです。

金閣 鹿苑寺の画像

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入場料は大人400円。このお札が入場券です。

金閣寺の画像

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園内に入ってさっそく金閣寺が!
わー、何十年ぶりだろう……

金閣寺の画像

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美しい……絵はがきのようだ。

平日午前中、しかも海外観光客もいないので人も少なく、じっくり見られました。

金閣寺の画像

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感激して背後からも激写。
おのぼりさん丸出し(笑)

金閣 鹿苑寺の画像

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金閣寺を過ぎてから、庭園内をぐるりと見て回るのがここの標準ルートです。

元は貴族の別荘だったのを、1397年に足利義満(三代将軍)がゆずり受け、金閣寺を建立。

金閣寺も美しいですが、庭園内の「お庭鑑賞」もとても楽しめます。

金閣 鹿苑寺の画像

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小銭を投げ入れて、財運アップのお願いをしてきました。

食器で散財した分を取り戻さなくては(結構必死)。

 

そしてこの後、アポをこなし、夕方の新幹線に乗って帰宅。

取り急ぎ、今回は京都出張の「買い物と観光」編でした。

次回は「食べたもの」編をまとめます!

 

それでは、今日も最高においしい1日を!

 

(ちなみにこちらは初日の夜に見た八坂神社のライトアップ。美しかったー……↓)

八坂神社の画像

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