フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

東北あわびの姿煮、焼売、スープを「南国酒家」にて

Photo■つるっとやわらかい、でもハムのような旨みがある「東北産干しあわびの姿煮」をいただいたのです。「南国酒家 迎賓館」での商品発表会にて。
左奥はそのあわびが収獲時に欠けたり、丸1個の商品にならなかったりしたものを、細かくして焼売にしたもの。右は贅沢な、あわびの戻しエキスを煮含めたふかひれスープです。

■あわびの姿煮うまし~(T_T)
歯ごたえはかたすぎずやわらかすぎず。ふわっと、優しいコクに口の中が包まれるよう。
焼売は定番で美味しいという印象でしたが、特に響いたのがこのスープ。じわっと体全体にしみる優しい塩味。魚介のだし。
この日は割と気温が高い3月の日中でしたが、それでもこの暖かいスープが本当に美味で。

Photo_2■あわびはこうやってナイフとフォークで切ると本当にステーキのようだ(≧∇≦)
これはすべて東北産の、従来はサイズが小さすぎて商品にならず、あまり流通していなかったS(小)サイズあわびを活用。産地で干して、戻した干しあわびから作られます。
南国酒家が、「ふくあわび」という名称で商品化したもの。美味しいです。

Photo_3■そのふくあわびの姿煮、今度カレーのようにお湯で温めるだけでおうちで食べられるレトルト版ができたそうです。
2,800円。現状では南国酒家の店頭のみ販売中です(6月以降ネットでも販売予定)。
ちょっと贅沢な値段ではありますが、親族のお祝い事にも手軽に家で作れてよいですよね。

Photo_4■南国酒家の宮田順次社長と、今回のメニューとレトルト商品の開発をされた久保寺料理長。今回のふくあわびは「東北産の干しあわび推進事業」として、都の認可も正式に受けたそう。東北支援のためにも、応援したいです。
上の3品+炒飯、デザートなどをセットにしたランチメニューも現在食べれらます(「ふくあわび御前3,570円)。期間限定、「南国酒家 原宿本店」にて。
http://nangokusyuka.co.jp/

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