フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

日本最大の食の展示会、訪問記その②

■前回(「日本最大の食の展示会訪問記、その①/TBSラジオ「LINDA!」最終日」)の続きです。幕張メッセで3月初週に開催されていたFOODEXにて。
Photo■公的な媒体でない限り、場内撮影はNGとのことだったので会場でもらったサンプルを、家であらためて撮影しなおしました。
(右手前から)イタリアのオリーブオイル、アメリカのスパイス、茨城のおいしいゆずポン酢、アメリカのキャラメルポップコーン、タイのトムヤンクンペーストと、デザートの素
これだけでも、「食の世界ツアー」という感じでしょ?(*^-^)

アメリカのスパイス、ポップコーンはどちらもまさに食べるだけでアメリカンな気分になれる、わかりやすく楽しい味。
特にこのスパイス(マジックシーズニング)、前から知っていたのですが新商品は塩分、糖分ゼロと明記してあるのがすごい。ハーブや香辛料の力で、とても塩分ゼロとは思えないほど味が濃いのです。
■たまたま今回のFOODEX直前、人間ドックで「血圧が高め」と注意されてしまい。塩分が気になり始めていました。
そういう目で見ると、このシリーズ含め、アメリカの商品は塩分、糖分、カロリーはいくつ、とはっきり表示してある商品が多く、わー、わかりやすくていい!と斬新に思いました。
ただ「低カロリー」とか「カロリー控えめ」、「ヘルシー」とあっても、それってとっても抽象的ですよね。

_foodex13■もう一つ、この茨城のゆずポン酢(柴沼醤油)が秀逸で。
ポン酢ってあの「酸味のある塩気」がとても複雑なうまみになり、とても便利な調味料だと思っています。
FOODEX会場で「これ、ポン酢嫌いも好きになる味ですよ」と言われ、実際に食べてみたらホントに納得。酸味をしっかり感じるけれど、それがとがってギリギリした感じが全然ない。かつおしょうゆの風味がふわっと追いかけ、とてもまろやかなポン酢でした。
いろいろ使いたいです。「富澤商店」で売っているのを見ました。

■ほかにも、
・ドイツパビリオンでの、ドイツから来日したシェフが作る「サラミとじゃがいものサラダ」のクッキングイベントを楽しんだり、
FRATELLIというインド産(!)のワインの、ヨーロッパに負けないレベルの高い味に感激したり(ウェブサイトは音楽が流れるので注意)、
ニュージーランド産のミートパイパイマッドジャパン)を試食して、オーストラリアで過ごした子供時代の味を懐かしんだり・・・といろいろ伝えたい体験がありました。
写真が撮れないのが本当に残念。各ブースの担当者の方たちは、皆さん「いや、うちは撮影してブログに載せていただいてまったくOKなんですよ」とおっしゃる。
来年からぜひ、「各ブースの許可を得た場合なら撮影可」にしてほしいです。

_foodex13_2■ちなみにFOODEX会場外では、「女子企画」イベントもやっていましたよ。
女性の目線から食のトレンドを見つけるという「FOODEX美食女子グランプリ」のコンテストなども開催していました。

■日本中、世界中の美味しい味、未知の味がいつでもすぐに味わえる日本。本当に最高です。
ああ明日から、また食の伝えてとしての仕事、ますます頑張ります\(^o^)/
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