フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

正月明けは、なぜか濃い麺が食べたくなる。家ごはん編『担々麺』(レシピ)

正月明けは、なぜか“濃い麺”が食べたくなる。

■年明け、おせちの後に猛烈に食べたくなり、作った担々麺です。前回書いた通り(こちらの記事)、今年はおせちは力を入れて作ったり食べたりしなかったのですが、それでも「甘い+酸っぱい+油が少ない」特有のおせちテイストの後に、こういう濃厚な味、しかもずるっとすする温かい麺が食べたくなった。 ■担々麺は、一見難しく見えますが、「具(トッピングのひき肉味噌)を作る」「スープを作って熱々の状態にしておく」「麺をゆでる」という3作業を順番にやれば家でもおいしく作れます。ひき肉味噌は、別の日に「おうちビビンパ」にもリメイクできるので、よかったら倍量でお作りください(レシピまた上げます)。

担々麺170109-2

レシピ『おうちで簡単坦々麺(1人分)』

中華麺(市販・細めん) 1玉 青梗菜 小2株(根元は2cm幅、葉は長さを半分に切る) 豚ひき肉 100g弱 にんにく 1片(みじん切り) 小ねぎ 3〜4本(小口切り) 甜麺醤・豆板醤・酒・砂糖・しょうゆ・ごま油・サラダ油 ※甜麺醤・豆板醤は同量の普通の味噌でも代用できます。豆板醤がなければにんにくを炒める時に赤唐辛子を一緒に入れ、甜麺醤がない場合は砂糖を倍量にしたり、はちみつを小1〜2足して好きな味に持って行ってください。

◯スープ 市販の鶏ガラスープの素(練りタイプ) 小さじ1/2 すりごま・しょうゆ・酢・食べるラー油(好みで) ※本来は「練りごま」で作りますが、賞味期限が早いのであまり常備してなく「すりごま」で代用。特に問題なし。

◯フライパンにサラダ油を小さじ1を熱してにんにくとねぎを香りがでるまで炒め、ひき肉を入れる。少し焦げ目ができるくらいに強火で炒めたら、酒・砂糖・豆板醤各小1、醤油小1/2、甜麺醤大1を入れてよく炒め、最後にごま油少々をふる(トッピングの肉味噌完成)。 ◯麺をゆでるお湯を沸かし、その間青梗菜を切って、塩少々を入れて1分ゆでてざるに上げておく。湯は使うので取っておく。 ◯スープを作る。小鍋にすりごま大3、スープの素小1/2、水2カップ、しょうゆ大1、酢小1を入れて沸かす。最後に取っておいた麺用のお湯を再度沸かし、袋の表示通りゆで、ゆで上がり直前にもう一度スープの鍋を沸かし、器に盛りつける。肉味噌、青梗菜、小ねぎの小口切りと食べるラー油(好みで)をのせてできあがり。 ※肉味噌はラップ+保存バッグで冷蔵4日、冷凍2週間(前日から冷蔵庫解凍がおすすめ)

I enjoyed a great home-made dandan-mian on a weekend  soon after the new year holiday. Dandan-mian is a noodle with hot-and-sweet taste ground meat toppings and sesame flavored soup.  I really feel a strong desire for this kind of spicy and greasy food, after eating Japanese simple traditional new year dishes. This ground meat toppings are reservable, and can be used for home-made Korean mixed rice' Bibimbap'.