フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

ありもので作っても美味(^-^)「ゴルゴンゾーラのペンネ」

■平日、一人の家ランチは、結構パスタを作ります。わざわざ材料を買いにいかず、なくてもできるだけ本来のレシピに近い「類似」品で代用。たとえばマッシュルームをしいたけで代用とか、牛乳のところを余った生クリームで、とか。食材同士で言えば「いとこ」くらいの関係性なら全然問題なし。

■そしてまた代用で作ったパスタです。代用したのは「くるみ」→「アーモンド」。そして前にワインとバゲットと食べようと買って、結局余ったゴルゴンゾーラを活用。チーズは加熱すると風味が完全に変わるけど、とろっと温かく溶かして、ソースとして楽しむのもまた美味し(^o^)

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ゴルゴンゾーラペンネ、(代用)アーモンド風味で (1人分)

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材料

  ゴルゴンゾーラ(できればピカンテ) 50g
 ・ 生クリーム 大さじ3~4 
 ・ ペンネ  80~90g 
 ・ アーモンド 3~4粒

調味料
 ・バター(できれば食塩不使用) 大さじ1/2
 ・塩・粗びき黒こしょう 各少々

1.フライパンでアーモンドを香ばしくから炒りし、やや冷めたらきざむ。その間にパスタの湯を沸かす。材料も計る。

2.湯が沸いたら塩を入れ、パスタをゆで始める。フライパンに生クリームとゴルゴンゾーラを入れ、まぜ溶かす。ゆで上がったパスタとアーモンド、バターを入れて全体がとろりとなじむまでよくまぜ、味を見て塩こしょうで調節。有塩バターの場合は、塩を入れなくても。

料理のヒントとこつ
 
・パスタをゆでる塩は多め、湯2Lで小さじ2が目安。見た目はけーっこう、多い。でもふわっと適度な塩加減がパスタに入り、ソースに使う塩分を控えめにできるので、結果的にはちょうどよい。

・パスタは袋の表示マイナス1分30秒がちょうどよい。うまくアルデンテに仕上がる。

ゴルゴンゾーラにはピカンテとドルチェがあり、違いは「青かびの量」の差。ピカンテの方がカビが多く、ピリッと辛口。使い分けは好みで。