フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

コーンマフィンにはコンデンスミルク

■最近かなりパンケーキブームですが…古くはカヌレ(ほんとに古っ!)、ベルギーワッフル、とろけるドーナッツ…と、日本人の「粉おやつブーム」って数年のサイクルで必ず何か来ますよね。
あの香り、ふわふわ食感、日本人って「ふわふわでほんのり甘い」ものが本当に好きなんだなと。なんでだろ?やっぱり江戸時代、長崎経由で来たカステラを食べた衝撃が400年間忘れられないのでしょうか(もっと古く、さらに100年前の室町時代に伝わっていた説もあり)。

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■マフィンもその一つですが、オーブンさえあれば、家でも簡単に、すごくおいしく作れます。プレーンでもいいし、なにか入れるとしたら混ぜるものはナッツやドライフルーツなどなんでも。でも缶詰のコーンを入れると、より「朝ごはん風」になるのでいいです。
これは「コーンマフィン」。

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■コーン、こうすると見えるかな…?焼いている間に、家中に広がる卵とバターの香りがたまらん…これこそ、家で作る人ならではの特権?

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■そして!マフィンは、結構バターが入っています。温かい焼きたてのマフィン、ついバターを付けたくなっちゃうのですがもともと入ってるので、ダイエッターはやめといてください(^-^;
それで、コンデンスミルクを付けると、このマフィンすごく合うんですよー。
とうもろこしと甘いコンデンスミルク、なぜか相性がいいのだ!


森永ミルク チューブ入り
■いちごにかける用に買ったものの、余っているおうちって多いのではないですか?しかも小さじ1(約10g)で30kcalと、案外低カロリーなのがよいと。
ジャムの小さじ1より、コンデンスミルクの小さじ1の方が、味が濃厚で満足しますよねー。
いずれにしても、スープや温かい飲み物と一緒に、ゆっくり食べることが粉ものおやつをおいしく楽しんでも太らないコツ。

パール金属 マフィン型プレート6個取り
■ちなみにマフィンは、こういう型に、



天満紙器 マフィンカップハウス(柄茶)
■こういう紙のマフィンカップを1個ずつ敷いて、その中に生地を流し込み、焼きます。
わたしはIKEAの安くかわいいマフィンカップを愛用。
(過去記事「ひさびさ、正月のIKEA訪問記②買ったもの編」)

「コーンマフィン」 1個205kcal

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《材料 マフィン型6個分》
コーン缶(粒) 大さじ3(ざるにあげて水気を切り、ペーパーなどでふく)
砂糖 50g
卵 1個
塩 ごく少々
牛乳 大さじ2強
バター(できれば無塩) 60g(板状に薄切りし、湯せんで溶かす)
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1(粉類はあわせてふるう)

オーブンを190度に予熱し、型に紙カップを敷く。
ボウルに粉とバター以外の材料をすべて入れ、泡だて器でよく混ぜる。粉類をふるいながら入れ、ゴムベラに持ち替えて、ボウルを左手で回しながら、右手でゴムベラを持ち、生地をボウルの中央に集めるように、さっくり混ぜあわせる。溶かしたバターを入れ、6個の型に入れて20~25分、きつね色になるまで焼く。
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