横浜中華街は、そこで食べるだけが楽しみじゃない!「買う」楽しみもあるんですよー!
食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。前回は私流の横浜中華街の歩き方をご紹介しました。
今回は後篇、中華街で自分用に買ったおみやげ(ほぼ調理道具)について書きます。
》前篇「食べ歩きに料理道具もゲット!フードライター流、横浜中華街の楽しみ方」
横浜中華街では必ず料理道具もチェック
今回の横浜中華街訪問で買ったものです。
調理道具はホームセンターや百貨店、さらに合羽橋(かっぱばし)道具街でも売っていますが、中華街には、よりニッチな中華の料理道具がそろっています。
「食べる店」ばっかりの中華街で、唯一道具のみを扱う「照宝」さん。いつも人が多いですが、コロナ後の自炊ブームで、さらににぎわってましたね。
今回買ったものを紹介します!(すべて税込価格)
かす揚げ(あく取りにもなる)
「かす揚げ」と呼ばれる道具。揚げ物をしたときに、あげカスをすくう道具。こまめに取ると油が汚れにくく、長持ちできるのです。
すでに何個か家にありますが、手に持ったら頑丈そうなのに軽くて作りもシンプルで。思わず買ってしまいました。目地が細かいので鍋料理やスープのあく取りにも使えます。
いかにも中華街らしい、ギョウザ店にあるタレ皿
いかにも中華街で売ってそう!なタレ皿。意外と他のお店で見つからないんですよね。
ギョウザの「酢じょうゆとラー油」のほか、焼肉のタレで「甘口と辛口」や、「塩ダレと普通ダレ」で分けたり。
小さな子どものいるおうちでは、刺身用に「しょうゆだけとわさび入りしょうゆ」などでも。使い方は無限ですね。
アンペラ(ギョウザのあんを包む時のヘラ)
アンペラ、ご存知ですか?ギョウザのあんを皮に包む専用の道具。本当に便利!一度これでギョウザを包むと、あまりにも使いやすくて普通のスプーンには戻れなくなります。
200円と安いので何本か買いました。料理好きでも意外と知らない人が多くて、プレゼントすると喜ばれます。
家でギョウザパーティーをやるとき、ゲストに一本ずつ渡して「一緒にギョウザ包んでくれる?」と頼むとみんな大喜びで手伝ってくれます!
レモンしぼり(ほぼ同じ値段だけど100均よりだいぶ頑丈)
「100均で買えるじゃん!」と言われそうですが、100均とほぼ同じ値段なのにだいぶ頑丈なレモンしぼり。
から揚げは「レモンかけない派」なので食卓ではなく、ちょこっとだけ生レモン汁を使いたいときなど、料理中に使います。
チューハイなどお酒に入れたい時にも便利。「生レモンを入れると、なぜか健康にいいことをしている感が湧く」の、なんなんでしょうね(^^;
一番嬉しかった「蒸龍(ジョンロン)シート(せいろ用敷き紙)」
そして今回買ったのもの中で一番嬉しかったのが、この「蒸龍(ジョンロン)シート」。一体なんなの?と思う方、見てください!
シュウマイや小籠包、肉まんを温め直すときの敷き紙です。
左:直径18センチ(30枚入り)と右:21センチ (20枚入り)を買いました。どちらも同じ値段で638円。
高いのか安いのかよくわからないですが(笑)、便利なんですよ!そして意外と普通のお店では売ってない!
一度別の店で見かけて「まあクッキングシートで代用すればいいよね」と思って買わず、後で大後悔!
我が家はデパ地下のシュウマイが大好きで、夕飯が作れない時には必須。それを家で温め直すには、やっぱり電子レンジよりもホットクックや蒸し器の方が断然おいしい。
この時の記事ではがんばって普通のクッキングシートでやってますが、やっぱり蒸龍シートがあると本当に楽です!21cmの大きい方がよく使いますね。
横浜中華街ならではの道具、すべてフル活用しています。
こちらの前篇もぜひご覧ください。
それでは、今日も最高においしい1日を!