私の料理教室に通ってくださっている生徒さんの一人、Mさんに
ハワイのおみやげでいただきました。
Eggs'n Things(エッグスンシングス)の「粉」です。
ハワイでは混んでてとても行けず、日本に来てからもきっと混んでるだろうな~、といまだ一度も
お店の味は食べたことがないのですが…
Mさんのおみやげで、家で作ってみることに。
Mさん、なんとも丁寧に日本語のレシピまでプリントアウトして
つけてくださいました。
袋の後ろにも英語で書いてありますが、分量通り、この粉と水を混ぜる。
サラダ油を熱したフライパンに、おたま1杯分ずつくらい入れて、ふたをして焼きます。
結構すぐこんがり色づく。また裏返して1分。
たまたま冷蔵庫に作ってあった、りんごをスパイスとと砂糖で煮てコンポートにしたものを添えました。
茶色い枝のようなものは、バニラビーンズの茎です。
ホントはホイップした生クリームを添えたら完璧なのですが…自分だけなのでカロリーを控えました。
食べた感じは…おぉーいしい~!
卵も牛乳も不要、ただ「粉と水」を混ぜただけとは
思えないほどのリッチなバターの香り、そしてやわらかい甘さ。
生地自体ももっちりしているんだけど、しつこくなく、さらっと、とても口どけがいいのです。
お世辞ぬきで、むむ…と一人で唸るおいしさでした。
パンケーキやクレープなどの粉ものはよく作りますが、
もっちりした生地はどうしてもダンゴのような、独特の粘り感が残ります。
そのしつこさを残さず、どうやってこのもっちり感を出しているのか…不思議。
市販のホットケーキの粉にありがちな、「いかにも」な粉くささ、人工っぽいバターっぽさもありません。
おそらくガイドブックの常連でもある、超人気店Eggs'n Thingsの威信をかけた(?)粉のレシピなのでしょう。
「粉」についての取材、前に人気のパン屋さんでやったことがありますが、
テクノロジーの産物なんですよね。年々研究・改良されているとかで…すごいです。
とにかく衝撃の味でした。
Mさん、ありがとうございました!
この粉はネットでも買えるみたいです。興味のある方は検索してみてください。
ちなみに【りんごのスパイスコンポート】は、
小鍋に砂糖50gを強火にかけ、バニラビーンズのさやを裂いて入れ、カラメル状にします。
焦げる手前まで火にかけたら火からおろし、無塩バター50gを余熱で溶かします。
皮と芯を取り、16等分くらいしたリンゴを入れて再び熱してカラメルをからめ、
シナモン少量、白こしょうごく少量を入れてあめ状にリンゴにからまったらできあがり。
☆リンゴは紅玉を使ってください。紅玉を使うと、たいていの「リンゴ」レシピはうまくいきます。
いま、安くてどこのスーパーでもよく売ってますよ。