フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

エレガントで高貴、「リースリング」ワインも堪能

■昨日「春ボジョレー」ワインの試飲会にご招待いただいたことを書きましたが(記事)、続いて同日「リースリング」の試飲会にも行ってきてしまいました。
要はワイン試飲会をハシゴしてしまったのです。くふふ(^-^;

_■ずらりずらりと、またワインが\(^o^)/ すべてリースリング種のワインのみ
この前の「春ボジョレー」は、フランス・ブルゴーニュ地方のボルドー地区という「地域」しばりだったのですが、今回はリースリングという「品種」しばりというわけ。
他にも国や地域、品種はばらばらでよいけれど、ワインが造られた年はそろえる「醸造」しばりというくくりもできるし、そういう意味では、ワインはさまざまな楽しみ方ができますねー。

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■会場は帝国ホテルのバンケットルーム。平日の午後だけど人もたくさん集まっています。

__3■どんどん試飲しますよー。
ちなみにリースリングは白ワイン専用のぶどう。
フルーティー、石油香(本当に石油のような香りがする)、白い花を思わせる、エレガント、酸が強い、などがキーワード。甘口も辛口もあります。
ドイツが有名だけど、フランスやオーストリアアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも造っています。
私は数年前、「リースリングだけをひたすら飲む」というテーマで、ドイツ南部に2回行きました。
外国人のジャーナリストに囲まれて、どちらも1週間、百種類以上のリースリングをぶっつづけで朝から晩まで試飲し(もちろん吐き捨てながらですが)、楽しかったなー。

_goto■と、話がそれましたが今回印象に残ったワイン。ANTHONY ROAD DRY RIESLING 2011(GO-TO WINE) 税込。3990円。リースリングらしい、エレガントさはもちろんありますが、ヨーロッパとはまたひと味違う、骨格のある味わいを感じる。

__4■GO-TO WINEの後藤由華さん。「NYで食べる日本料理と合わせることを狙ったリースリング、特に女性向けです」とのこと。
ほんと!アボカドやクリームチーズを巻いたドラゴンロールなど、寿司ならぬSUSHIととても合いそうなワインでした。

_nz■そのほか,気になったのはニュージーランドリースリング

__5■王道のとてもエレガントなドイツ産リースリング三国ワイン)、

__6■同じく三国ワインのスペイン産リースリングも面白かった。
リースリングは本来すっきり、さっぱり、した味わいのワインなのですが、これはやや「こってり」。余韻(飲み込んだ後に残る香り、味)も長く続きます。

__7■結構ここまで来てちょっとヘロヘロに・・・。グラスを返却して退散。
しかしワインはこうして飲むだけで、同じ部屋に立ち止まっているのにまるで世界中を旅している気分になれる、本当に素敵な飲み物です。
香りが豊かだからでしょうかね、飲みながら昔のさまざまな記憶もふわりふわりと頭に浮かんできてなつかしくもなったり・・・楽しかったです。
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