フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

焼きおにぎりの失敗しない作り方と、魚焼きグリルの片付けも楽になる方法

家で焼きおにぎりを作るのにハマっています。「うまく作れたためしがない」という人は、この方法で試してみてね。

きっかけは「魚焼きグリルを毎回毎回片付けるのが超めんどくさい」

我が家はトースターがなく、パンやおもちを焼くのも、買ってきたピザやクロワッサンやメンチや唐揚げを温めなおすのも、魚を焼くのも、ぜーーーーーんぶ「魚焼きグリル」を使っています。普通のコンロに備え付けのもの。

独立したトースターを持っていた時代もあったのですが、キッチンで「作りかけのものを置く台」を広く確保したいので、ある年から撤去。魚焼きグリルでなんでもやるようにしたら、なんでもすごくおいしくなることにびっくりしました。特にフライ。唐揚げでも、天ぷらでも、市販のおそうざいはすべて揚げたてのようにおいしく再生します。

しかし水を入れて温める一般的なタイプなので、掃除が超めんどくさい。毎回冷めるのを待って、スポンジで洗剤つけて洗って、乾いたらまたしまって…面倒!!

トースター用のトレイで作業改善

勝間式 超ロジカル家事

勝間和代さんの超ロジカル家事という新著を読んでいたら、勝間さんも同じ悩みがあったけれど、魚焼きグリル用の「トレー」で悩みがなくなったとあり、まねして購入。

トースタートレー

これです。「デュアルプラス オーブントースター・トレー 大型 FW-TJ 」773円。Amazonプライム会員なら翌日着。

トレーをトースターにセットしたところ

トースタートレー

トースタートレー

サイズは、通常の小さい魚焼きグリルにぴったり。我が家の魚焼きグリル、年季が入ること15年目なのでピカピカとは言えないですが…汗

焼きおにぎりの作り方

普通におにぎりを作って、その間に魚焼きグリルに水を入れてトレーをのせて3分ほど予熱して、温まったらおにぎりをのせる。しばらく焼く。 我が家(ガスでなくIHヒーター)の場合、“最大火力×5-6分”で表面がなんとなくカリッと固まってきます。

焼きおにぎり

表面がカリッとしてきたら、しょうゆをぬる。 料理用のハケがない場合は、スプーンなどで数敵ぽたぽたたらしましょう。

焼きおにぎり

しょうゆをぬったらまた焼く。この二度焼きが大事!3分ほどで一回開けてみる。

できたー!

焼きおにぎり

表面がこんがりカリッと、香ばしいしょうゆの風味がする焼きおにぎりです。もっとカリカリさせたかったら、さらに2-3分焼いてもっと焦がしてもいい。 でも真っ黒こげにならないように注意してね。

焼きおにぎり

普通に白米ごはんだけをにぎって、しょうゆだけで味付けするシンプルな焼きおにぎりでもいいし、ツナなど具材を入れても。 わたしは溶けるタイプのシュレッドチーズを入れてにぎり、しょうゆで味付けして最後にパプリカをふるのが好きです。カフェオレを合わせて朝ごはんにも♡

ちなみに、フライパンでうまくいったためしがない。

いろんなプロのレシピも研究し、フライパンでもやってみたのですが、どうやってもこの魚焼きグリルよりもうまくいったことがない。 そして魚焼きグリル+アルミホイルでもうまくいかなかったんだけど、このトレーでやってみたら毎回失敗しない。

トレーは、ピザトーストや魚の塩焼きにも大活躍で、洗わなくていいので1000円以下だし、おすすめです。