フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

給料日前カウントダウンメニューその② 理想のキーマ・カレー

今日はちょっと夏らしく。
・夏野菜と豆のキーマ・カレー
・小松菜のオリーブガーリック炒め

今日は、なんと夫が朝、予告した時間より30分も早く帰ってきた。うー。何もしてない…と焦りながら慌てて作った夕食。 しかし、カレーっちゅうのはすごい。何もない状態からでも、結構ボリュームのあるメインができあがる。

しかも「キーマカレー」はもっと早くて作りやすいということがわかった。玉ねぎもにんじんも具材はすべてみじん切りにするうえ、ひき肉を使うのであっという間に火が通る。それぞれの食材の持ち味も 短時間で引き出されるような。

今日は昨日に引き続き、給料日前の予算リミットがあるのでまた代用食材でフル活用。
・ひき肉の分量が半量足りない⇒サラダビーンズの缶詰
・トマトジュース小1本(そんなものない!)⇒トマト1個ザク切り+水+ケチャップ
・冷凍グリーンピース⇒とりあえず「緑」のものを、ということで ズッキーニの残り1/2本をさいの目切りに
・カレー粉⇒市販のカレールーの残り2片分だけ使う

カレーなべのとなりで、ル・クルーゼでごはんを炊き、ル・クルーゼのごはんができたらすぐに別のなべにおきかえて小松菜をつぶしたにんにくとオリーブオイルで炒める。
というより、材料を全部入れたら、ふたをして5分くらい蒸す。

その間にカレーを仕上げて、全部一緒に出せた。 このキーマカレーは短時間ながらも結構なコクが出て、夫にも好評でした。安くて早くておいしい。
時間も労力も(お金も)ない主婦には、 ありがたい理想的なメニューです。

<夏野菜と豆のキーマカレー10分レシピ>
2人分

1.にんにく、しょうが1片分をすりおろす。サラダオイル少量で弱火で炒める。 その間に、にんじん1/2本と玉ねぎ1/2個を1cmくらいの角切りにして、バーミックスに10秒程度かけてみじん切りにする(なければ包丁でこまかく切る)。

2.たまねぎ、にんじんを①に入れ、しんなりして水分が少し出るまで炒める。 その間に、ズッキーニ1/2本をさいの目切りにして、トマトをざく切りにしておく。

3.合びき肉100gを①に加えて色が変わるまでいため、カレールウ2片、塩こしょう少々、赤唐辛子1本(タネを取ってちぎる)、水1カップ弱、②のトマトとズッキーニ、豆の缶詰(小1缶)を入れて軽く炒め、砂糖小さじ1/2、トマトケチャップ大2を入れてふたをして弱火で10分煮込む。
しょうゆ小1と、あればガラムマサラ小1/2を入れ、味をみて塩・こしょうで調節してできあがり。