フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

自分で揚げる野菜チップ、美味!自家製ポテトチップ&ごぼうチップ

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■野菜を自分で揚げておやつを作る・・・少々手間ではありますが、やっぱり市販の袋スナックの味とは雲泥の差があります。揚げ油も自分で選んだ良質なものを使えるし、塩分も控えめにできる。これは、自分で揚げたじゃがいもとごぼう

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■ポテトチップは、自家製でも見た目と味は、ほとんど市販品と変わりません。でも油が違うのか?食べた後の、おなかのたまり方が全然違う!塩分がしつこくないからかなー。もたれないのです。いやーな感じがない。市販品は「1枚目で」おいしい!と思ってもらわないと売れないからね。やっぱり最初ひと口めのインパクト、塩分強めになります。
かと言って、カロリーはほとんど同じなので、食べ過ぎ厳禁ですが(゚ー゚;


■揚げたてにすぐ塩・こしょうをふり、じゃがいもの方だけはスパイスの「パプリカ」もふりました。マックのポテトの、あのどこにいても気づく誘われるような香り、あれは揚げ油にパプリカの香料を付けているのです。ちょっと真似して・・・。
パプリカはGABAN(ギャバン)のが好きですね。パプリカはチーズととても相性がよいので、チーズトーストやピザトーストに必須。塩こしょうにプラスすると、味に高級感が出ます。

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ごぼうチップはとてもヘルシー。揚げてもごぼうの繊維、固めの食感がしっかり残っていて、「うわー、おやつでも野菜食べてる!」という気になって、嬉しくなります。これもおなかにもたれず、とてもいい感じ(^0^) 
ただごぼうって、洗って泥を落として、皮をこそげて、切って(細くてゴロゴロして切りにくい)、水にさらして・・・と非常に下ごしらえがめんどう。こうして1日じゅう料理と食べることばっかり考えているわたしですらめんどいな、と躊躇するのだから、料理があまり好きでない人は、やる気になれないのはとてもわかる。
昔の人は嘆くだろうけど、スーパーであらかじめ洗って細切りにされてるカット野菜が売れるのもわかります。

■ちなみにペーパーナプキンはIKEAで2年前くらいに買ったもの。たっぷり、300枚くらい入って150円?とかだったので、何色か買った。お花見や料理教室、おもてなしで使ってもなかなか減りません(^-^; IKEAの定番商品でいつも売ってます。
こういうチップスとか、いかにも「洋」のレシピには海外調のビビットな色、合いますねー。


■ところで揚げ油はわたしは主に「綿実油 」を使っています。特にブランドはどこのでも同じだと思いますが、取材で実際に見た日本料理のプロは綿実油を使っている人が多かった。カラッと揚がるのです。綿実油よりちょっと安い、「米油 」もおなかにもたれにくいです。

■天ぷら屋さん、とんかつ屋さんなど揚げ物の専門店の取材で見たのは主にごま油(太白)で、それは最良の選択なのだけど、普通の家庭ではちょっとコスト高すぎるよね・・・(゚ー゚; 
しかも古い油は加熱するとどんどん酸化して、その酸化が体に良くないと聞いたので、高い油をもったいないからと繰り返し使い倒すよりも、「そこそこ」の選択をして、こまめにフレッシュな油と取り替える方が、わたしは良いのではと思います。

「野菜チップ(ポテトとごぼう)」 1人分ポテト99kcal・ごぼう49kcal
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《材料 作りやすい分量・約4人分》
じゃがいも 小3個
 (スライサーを使い(または薄切りにして)、水にさらす)
ごぼう 1本 
 (包丁の「みね」で皮をざっとこそげ、10cm長さに切って薄切りにし、水にさらす)
揚げ油・塩こしょう・パプリカ 各適

じゃがいも、ごぼうの水気を切り、ペーパー数枚を使ってよく水気をふく。油を160度に熱し、こんがりカリッときつね色になるまで揚げる。熱いうちに塩・こしょうをふり、じゃがいもには好みでパプリカをふる。
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