フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

「赤いりんごとミックスレーズンのジャム」を煮る_前編

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■決してヒマでも余裕があるわけでもないのです…が、先日書いた「いちじくのジャムを自分で作る」に続き、またジャム作っちゃった!妹&小さい甥っ子のリクエストもあり、今回はりんごのジャムを。

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■だって、こんないい紅玉りんごが出始めてるんですよー。これ手に取らずにいられようか(^-^; りんごはほぼ1年中売ってはいますが、りんごのデザートを自作するには春夏ではなく秋冬、しかも「紅玉」に限ります。
紅玉は小玉で、生食するとかたくて酸っぱくてパサパサの食感で「なにコレ?」と言いたくなる特殊な品種ですが、デザートには逆にこれが最高に適してます。ふじやジョナゴールドなど生で食べておいしいりんごをアップルパイなどにすると、すっごい水っぽく、甘さもぼやっとした「しまりのないスイーツ」になってしまうのですよ。紅玉が旬で安いいまからが、りんごスイーツ試作の旬シーズンでもあります。

■で、またルポ形式でレシピです。自分で作るジャムはどうやってもおいしくできるので、分量はだいたいの目安で\(^0^)/
「赤いりんごとミックスレーズンのジャム」
<作りやすい分量>

りんご(紅玉) 8玉(皮、種などをのぞいた正味分量1kg)
砂糖(なんでもいい) 300g
レモン汁 1個分
レーズン(好みで) 大さじ4~5(さっと熱湯をかけて表面の油分を取っておく)

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■前回のいちじくジャムと違い、皮や芯抜きなど事前処理が必要なりんごはちょっと大変ですが上手に現代の道具を活用しながらできるだけラクーにやります(o^-^o)
まず、いちじくと同じように水に15分くらい浸けて、表面の汚れやごみを浮かせます(全部浸かりきらないので時々ひっくり返しながら)。

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■で、皮をむき芯を取りますが8玉すべて包丁でやってたら大変なので、芯の部分を残して取れる分だけピーラーですべて皮をむき(皮は半量くらい後で使うので取っておく)、

ピーラーはOXO(オクソー)のこれを10年前から愛用中↓

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■そしてりんごカッターで一気にズバッと芯を抜く!

これもアメリカかオーストラリアで、「アップルディバイダー」という名前でOXOのを買って愛用しているのですが、いまは日本ではこういう別メーカーのしか買えないみたいです。


「マンゴーカッター」はOXOのが日本でも売ってるんだけどなー。これからの季節、りんごカッターも需要ありそうだけどなー。ちなみにOXOのこのマンゴーカッターもわたし持ってます(オーストラリアで買った)。すごい便利。

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■すべて芯を抜いた状態。カッターがあれば速い。変色防止に、レモン汁を全体にまぶします。

ジャムを煮る鍋もだけど、ボウルも酸に強いほうろう製のものを使用。ボウルは富士ホーローのです。シンプルでかわいい。

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■そして全部、厚さ5mm幅くらいのいちょう切りに。結構圧巻です。

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■砂糖をまぶす。ここに来て、直径20センチのル・クルーゼのラウンドでやったけど、量が多くまぜるとあふれてくるので22センチを使えばよかったと後悔(゚ー゚) でももう遅いのでこのまま続けることに。
すっごい長くなってしまったので、続きは次回!

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