今朝、引き続あまりにもコラムの原稿が進まず…吐きたい気分に。
考えれば考えるほどつまらない内容しか思い浮かばない。
「これ、いいけど前回の流れとまったく同じだよね?」という編集者のセリフが勝手に浮かぶ。
自分の才能のなさに、つくづくいやになっていたところ…ウィーン、というサイレンが遠くで鳴るのが聞こえ…あれ、やけに近いな、とぱっと顔をあげ外を見ると…
うそ!!うちの前の道!しかも何台入ってきてるの?
あわてて外に出る。
わぁーーー!!! 数軒隣のアパートからもくもく煙がっ!!!
消防隊員や警官が走りまくっている。
ワイドショーで見るシーンそのままの、
「リアル対岸の火事」に口が開く。
ご近所の奥さんと「大変なことがっ」とお互いに口をパクパクさせる。
ほかのご近所さんもみんな外に出てきた。 道路の入口には、テレビの事後現場でよく見る「進入禁止」の黄色いテープが張られ始めた。
わが家は、そのテープのちょうど中間にある。 震えた。
怖いけど、こんな近くで事故に遭うチャンスはない。
これは私が写真撮るしかない!と記者魂がメラメラと燃え、家にすぐ戻ってデジカメを取り、ぱしゃぱしゃと撮影。
が、消防隊員の出動人数は多かったものの、空家のアパートだったらしくさしてあわてる感じではない様子。笑顔で消火ホース出してる人までいる。
中には、私が撮影する前を横切ろうとして、ご丁寧にカメラの邪魔にならないようかがんでくれちゃう(?)消防隊員もいたりして。
15分くらい見てたが、近隣に被害はおよばなそうということがわかり、みんな徐々に退散。2時間くらいして消火活動は無事終わり、すべてパトカーも消防車も撤収していきました。
しかし、私の原稿は、まだ終わらないのです。ただ、集中力が途切れただけ。
対岸の火事が起きるなら、もっとひまなときにしてほしいな…いや、大事にならずよかったのです。