フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

テレビ出演その後/ジンジャーシロップの新商品、見つけました

昨日出演した「中居正広のミになる図書館」、無事(?)放送終了。全3日間のロケ中、ディレクターさんの「こういったことを浅野さんの視点でコメントしてください」という指令と期待に必死で応えるべくしゃべりまくり、緊張で大変でしたが楽しいお仕事でした。

■ふたたび日常へ。子供の頃から読書好きで「空想体質」だったわたし(^^) 昔だったらしばらくそのことばっかり振り返って、数日放心してたと思いますが…30代後半も後半に来てしまうと普通にパッと戻れてしまうのよー。年取るってちょっとさみしい。でもラク(^-^; 
アップダウンが激しくて疲れ、しかし何を見てもどこに行ってもすべてが新鮮だった若い頃とどっちがいいんでしょうねー?
でもいま10代、20代の若い子には、とにかくいろんなことを、無理してでも体験しておいた方がいいよ、と伝えたい。どんな記憶でも、後で必ず何か自分の力になるから。

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■そして!今日の話。以前書いたわたしの大好きな有機ジンジャーコーディアル。Dean&Delucaで買えます。ある日また、次の1本をチャージにしに行かねば、と出かけたところ、D&Dオリジナルのジンジャーシロップを見つけました。
いつもの有機ジンジャーコーディアル(1600円弱)より、300円ほど安い。見た目の雰囲気は変わらなそうだし、ためしてみよう!と即購入。
で、飲んでみたのですが…あのですね、印象は“より強烈なエスニック”なのです。たぶんクローブが入っているせい。ひと口飲んだ瞬間、イスラム教の寺院に入った気分になるというか(その体験自体、そう何度もないが)。

__140424_2                                                      (photo by 足成

■ボトル付きのレシピカードには「温めてホットミルクに入れても美味」とありましたが、これを牛乳と合わせるのはさらに、日本人の一般的な好みとしては嗜好が分かれると思う。
スパイスは好きな方ですが、クローブって個性が強くてちょっと難しいのよね。しょうがとの相性はとてもいいスパイスなんですが。

■こういうときの方法として、料理では「強烈に☓あえて強烈=総合的にまとまってイイ感じになる」というセオリーがあります。なのでこのシロップに、強い風味の生のしょうがをすりおろして入れ、1時間ほどおいて浸透させてみました。
これにさらに紅茶の葉を多めに入れ、お湯を注いでみたら、すっごくおいしくなってびっくり!クローブの悪目立ち感は消え、非常にバランスの良い、しかも体が温まる女性好みのスパイシージンジャーティーになりました\(^0^)/
寒い朝や、ヨガとかフェイシャルの後に飲んだらすごく合いそう!
ちなみに「強烈☓強烈」ルール、嫌いなハーブ同士の組み合わせ(例えばパクチー☓ねぎとか)でもやってみると、逆に好きになることが結構あるのでおすすめです。
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