フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

カットしてみたら、実は…

■「酸っぱいものが苦手」という人、男性に多いですよね。女性はそうでもない。でもほどよい「酸味」が存在するから、食べ物はちょうどよい素敵な甘さになるのですよ\(^0^)/
ワインのテイスティング表現でも、「甘みと酸味のバランスが素晴らしい」「酸がきれいに出ている」など、そのワインがどういう酸っぱさかを述べることが多々あります。それは、甘みだけだととても間延びした、おいしくない味になるからだそうで。
市販のちょっと「甘いなー」と感じるジュースに、生のレモンのしぼり汁を少々入れると、びっくりするくらい洗練された味になる。フレッシュなビタミンCも摂れるので、よくやってる技。余力があるときはぜひお試しをー。

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■そんなわけで、わたしはわりと酸っぱいものが好きな方です。フルーツも、みかんやオレンジよりさらに酸度が高いグレープフルーツやはっさくが大好き~。で、最も好きなのは、いま結構出ている「パール柑」です。果肉がよりドライというか、粒がパラパラ実離れしやすく、スナックのように手でもいで食べられるフルーツ。
今日はいま一緒に出ている、同じ熊本産の「晩白柚(ばんぺいゆ)」も買ったのです。

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■パール柑と晩白柚、色や雰囲気は似ているけど、大きさが全然違う!パール柑はグレープフルーツ大なのに対し、晩白柚はスイカと同じくらい?!巨大。人の頭くらいあるかな…。
値段も違う…パール柑橘(198円)に対し、晩白柚980円)!5倍\(;゚∇゚)/

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晩白柚は食べてみたかったものの、高くて重くてなかなか手が出なかったのですが、ついに購入。そして、ワクワクして切ってみたら・・・わははは!と笑ってしまった(^-^;

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■カットしたら、果肉部分の大きさ、ほぼ同じじゃん!つまり、食べない「ワタ」の部分に対しての値段だったのか…(^-^;
昔、料理教室の生徒さんから晩白柚をいただいたことがあり、とてもおいしく楽しませていただいたのだけど、こんなに大きさにちがいがあったかな?

■衝撃の中面(?)でしたが、皮をむき、もいで食べてみるとそれぞれの味はちょっと違う。晩白柚の方がより酸味がさわやか、味わいとしてはおしゃれ?というのも変だが、洗練された贅沢な味に感じました。果肉もパール柑より、さらにジューシー。パール柑のドライな果肉も大好きですが。
カロリーは調べても出てこないんだけど、グレープフルーツが丸1個100kcalと、食べごたえのわりに低いので、パール柑や晩白柚もきっとそうなのでは…ダイエッターむきのフルーツよね、と思いながら、いまの旬の時期を楽しんでいます<(_ _)>
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